「一生懸命やる」
「頑張ってやる」
小さな頃から、
これは良いことで、
誉め言葉だと思ってきたような気がします。
誰に言われたわけでもないですが、
昭和世代の価値基準の一つかなあと思います。
この考えを覆す言葉が、
開運料理人”ちこ”さんの書籍「いのちのごはん」の中に書かれています。
「”道”を極めることは、
頑張らないこと。
もっと楽に。
もっと楽しく。
もっと力を抜いて。」
今日トイレ掃除をしているときにふと、
この言葉の意味が少しだけわかった気がしました。
*
「一生懸命掃除した空間」
に入った人が感じる空気(雰囲気)は、
果たしてその人を明るく、元気にするかな?と問いを立てたとき、
そうではないな、
と思いました。
「楽しく、無心に、使う人のことを想いながら掃除した空間」
にこそ、温かな空気が宿り、
人を癒すことができるのではと思いました。
*
「一生懸命」「頑張る」
が悪いことではないと思います。
でも
「一生懸命」「頑張って」やるエネルギーは、
自分の方に向けられていると気がします。
そこから一歩進んで、
「何事も捧げる気持ちで行う」
ことが、
”道”
には大切なのかなと思いました。
本日もありがとうございました。