<徐々にペースを掴む>
予想通り大胆なターンオーバーが実施され、リーグ戦からは佐古を除いて10人が入れ替え。内田がCB、今井がWBと本職とは別ポジションで起用されるスクランブルとなり、柴戸が移籍初スタメン。
またベンチにユースのカマラと、キムヒョンウが満を侍してのメンバー入りとなりました。
序盤は連携不足もあってかあまりボールを握れず、8分には井出にミドルを浴びるも長沢がセーブ。
それ以降は佐古の縦パスや前線の仲山、神田らのスピードを活かして徐々にペースを掴み、22分には内田のロングクロスに神田がフリーで合わせるも滋賀GK伊東がセーブ。
直後にカウンターで抜け出されあわや一対一になりかけるもここは今井の懸命なプレスバックと長沢の飛び出しクリアで回避。
前半終了間際にも混戦で神田が押し込みかけますが滋賀のディフェンスにはばまれて前半は0-0で終了しました。
<最後に待っていたドラマ>
51分、混戦の中海口の鋭いミドルがブラインド気味に飛ぶも長沢が読んでおりセーブ。
その後リーグ戦のスタメンクラスを投入してくる滋賀に対し柴戸と神田に代わり、平尾と食野をピッチへ。
滋賀の縦に速い攻撃に攻められる時間が増えるも、中盤でのインターセプトから逆にカウンターを試みるオープンな展開に。
特に仲山獅恩が滋賀のサイドに何度も競り勝ち直接シュートで狙いますが、最後のシュート精度を欠きゴールはならず。
68分、脚が攣ったユアンに代わり熊取谷を投入。
75分、白井に代わり加入初出場のキムヒョンウがついにピッチへ。
延長戦への突入が濃厚になり始めた90分、今井がゴール前付近でFKを与えてしまい、このFKに滋賀の平井が合わせるも枠を逸れて難を逃れます。
そしてラストワンプレーと思われる攻撃。
サイドからボールを受けた食野が、走り込んでいた平尾めがけスルーパス。これに反応した平尾がゴール前のキムヒョンウに繋いでワンタッチで押し込みついに土壇場で勝ち越しゴール。
同時に終了のホイッスルが鳴り、苦しみながらも次ラウンドに駒を進め、リーグに弾みをつける勝利を手にしました。
<MOM>
今井 健人
この試合最大の発見だったのでは?
豊富な運動量に加えて諦めない献身的な動き、そしてゴール前にも顔を出す説教性。
リーグ戦、彼が新たな武器になるかもしれない。
