<流れが砕けた不運のアクシデント>

福田、宮原が練習中のアクシデント(監督コメント)によりメンバー外となり、熊取谷が今季初先発。

そして天皇杯に引き続き森田がスタメン、柴戸がベンチ入りになりました。


鹿島の圧力と技術の高さからプレスを剥がされるシーンはあれど、やはり森田の存在は大きく、チームが前に矢印に向いていることを実感。自ら鋭いミドルを放つシーンも見られました。


しかし41分、芝生に脚を取られる形で森田が脚を痛めて不運な形で交代に。

状態が懸念されますが、なんとか丈偉に交代後も耐えて欲しいという想いも束の間、右サイドで巧にプレスを剥がされてエウベルがゴール手前に突進、必死に戻るもレオセアラにゴールを許し、もっとも避けたかった森田交代後に即失点という展開となり、ハーフタイムを迎えることになります。


<メンタル部分がこのチームの肝>

後半、熊取谷に変えて白井を投入するも、後半早々にまたしてもレオセアラを堰き止められず0-2。


結局、この後はほぼ攻撃の形を作れず、鹿島の攻撃練習、ハーフコートゲーム…ありとあらゆるネガティブな例えがそのまま当てはまるように前進すらままならない状況。


さらに60分には染野が空中戦で相手の脚が入ってしまい、脳震盪の疑いで神田に交代。エースまでも失ってしまいました。


終盤、平川に代わり柴戸が投入された後は鹿島側が落ちたとはいえやや重心が前となり攻撃に転じる場面もあるも、スコアを動かすまでには至らず試合終了。辛辣なブーイングが飛び交う結果となってしまいました。


感じたのは森田、あるいは柴戸を含めピッチ上にゲームを作れる選手が存在するかによってこのチームは大きく変わるなあと。

個のスキルやアスリート能力だけでなく、判断が大きく変わる。彼らがピッチにいるかいないかでここまでも変わるのかと体感しました。


ただ一方で、それじゃ閉塞感をぶち破れない。ミスを恐れて前に行けない、自分がしかけないで安全策のパスばかりとっていても相手からしたら何も怖くない。


4試合を終え、2分2敗。19位の降格圏。ポジティブな要素を見つけるのは難しいけれど、裏を返せば上位に来るであろう柏、鹿島にもともと苦手な8月からの戦いを余儀なくされている以上、残念ではあるけれど実力値を考えれば妥当なのかもしれない。


毎年言ってるかもしれないけど、本当にチームが壊れる時は戦力的な理由よりも、メンタルが壊れること。実力を出し切れば勝ち点を拾える相手にも自分たちで勝ち点を落とす状況になってしまう事。


目の前の状況は間違いなく辛いけれど、そうなっている理由も理解はできる。だけど自分たちが捨ててはいけないことだけは、絶対に手放さないで欲しい。

それを捨てなければ、大丈夫だよ。

どこまでも、信じているから。