<チャンスを決めきれず、もどかしい展開>

天皇杯に引き続き染野が先発、あえてリーグ戦で続いていた新井悠太ワントップではなく、染野をワントップ起用し新井悠太をシャドー起用する展開となりました。


このスタメンがはまり、序盤から町田を押し込む展開に。


特にユアンと染野との関係値が絶妙で、13分にユアンのボール奪取から天皇杯鳥栖戦とよく似たシチュで染野がキーパー谷と一対一になるも、無常にもシュートはゴール右に外れました。


21分にも森田のスルーパスに染野が反応するもこれは谷がセーブ。


23分、かなり微妙な判定で自陣深くでFKを与えるも、相馬のキックはヴィドが冷静に呼んでストップ。


37分にはクロスに再び染野が反応するもヘディングはゴール上へ。


ゲームをほぼ支配する展開で上々の内容で前半を迎えるも、ゴールを奪えないもどかしい内容で前半を折り返します。


<わずか一瞬の判断の遅れ>

後半開始、修正してきた町田に対しなかなかボールを握れない展開になるも決定機はあまり作らせない形で進みますが、ゲームを決める場面になったのが7分。


空中戦で競り合った綱島と西村が交錯しゲームが一時中断。


10分近くの長い中断を経て再開するも、その直後に自陣近くのスローインから入れられたロングボールに対応できず、菊池にボレーを決められついに失点。


その後、白井や川﨑、福田など攻撃的な選手を次々と投入し10分に膨れ上がったATも含めて最後までゴールを狙い、町田ゴールに迫るも得点は奪えず。


70分にはオセフンのキックが谷口栄斗に入ったようにも見えましたが、残念ながら笛はなりませんでした。


結果的にゲームとしては決して悪いものではなかっただけに、勝ち点0という結果は正直受け入れがたいものだったが、そう悪い中でも取り切って勝ち切る事ができるのが町田の強さであり強かさなのでしょう。


ファン感を経て3週間。


しっかり気持ちを切り替えていく他にはない。