<速攻が新潟のDFを切り裂く>

リーグ戦からは6人が変更。


さらに平川は本職のボランチ、綱島は本来の右サイドを鈴木海音に任せて逆の左サイドを守る配置に。2人とも負傷ではなく良かった。


新潟もリーグ戦から多くメンバーを入れ替えていましたが、それでもパリ世代のキーパーで前半のリーグ戦対戦時にはゴールマウスを守っていた藤田和輝、怪我から復帰したエース谷口海斗、昨シーズン決勝進出の立役者小見洋太、そして「故郷の村を焼き払う男」高木善朗ら実力者がスタメンに名を連ねました。


ゲームは早くも7分に動きます。中盤の競り合いでボールを奪取した平川がすぐさま前線に待つ勇大にロングフィード。


これを勇大がオフサイドラインギリギリでDFをかわし瞬く間に1人でPA内に。DFにユニを引っ張られてもかわして振り向き様に豪快に決めて先制。リーグ戦に続く2試合連続ゴールかつ、新潟に対して公式戦2試合連続ゴールとなりました。


そして畳み掛けるように、32分には新井のサイド突破からのクロスを川﨑がヘディングで合わせて追加点。


大きな2点のリードを得て前半を折り返します。


<確かなる前進>

後半、たまらず今季6ゴールと絶好調で前半戦ではゴールを奪われている長谷川元希を投入してきた新潟。


立ち上がりは新潟の波状攻撃に押し込まれるも、綱島や海音が身体を張ってブロック。


56分には長谷川が強烈なシュートを枠に飛ばすも、長沢がビッグセーブを見せて弾き出しました。


その後はヒロト、翁長、森田、コロ助、染野とスタメン組を連続投入するも、森田がシャドー起用されて決定的なシュートを放つなど新たな形の収穫も。


ピンチこそあったものの、新潟に主導権を渡さないまま新制度後初となるPOラウンドへの進出を決めました。


<MOM>

川﨑 修平


左サイドを制圧し試合を決定つける追加点も。


これからリーグ戦でもさらなる活躍に大期待!