<HTの2枚替え>

90分ベレーザに捧げてしまっためにハイライトぐらいしか見れていないので、初期のノリで要点だけまとめていこうと思います。


同じメンバーでスタートした前半は、シュート1本のみに終わり目立ったチャンスも作れず終了。


この状態を打破するため、HTに染野と新井を交代させユアンと勇大を投入。


結果的に攻撃面のテコ入れに成功したものの、後々この判断はある「誤算」によって裏目に出てしまうことに。


<気候が招いた誤算>

試合前の豪雨から一転して季節外れの暑さとなった広島の天候の中、クオリティの高い選手に対抗するために走った代償として、55分に功佑を交代させたのに続き、63分に足を攣ってしまい綱島が交代。交代で入った海音はリーグ戦では初の長い時間のプレーでしたが、パフォーマンスは悪くなかったようで。


そして73分にも平川が足を攣ってプレー続行不可能となり交代。キーマン2人を失い絶対絶命の状況となるも、この状況でヴェルディはなんと先制点をものにします。


80分、翁長の仕掛けが新井直人のファウルを誘ってリーグ戦初のPKを獲得。これを勇大が大迫の逆を突いて決め、J1復帰4試合目にして大アウェイの中初めて広島からリードを奪うことに成功します。


しかし、キーマン2人を失った上交代枠を使い切っていた状況では前に出る気力は残っていなかったようで、なんとかこの1点を守り切ろうと守備的に引いての戦い方を余儀なくされます。


ですが、広島はそれを見逃してはくれませんでした。


86分、CKをヘッドで繋がれてフリーで受けたジェルマンに対し人数は揃っていたものの、うまく反応できずヴィドの腕を霞める豪快なシュートを突き刺され同点。


まだ時間は残っていましたが、89分にFKのクリアボールを川辺に鋭いミドルで決められて逆転を許し、苦しい2連敗となってしまいました。


結果としては悔やまれるのは当然ですが、前を向いていくしかない。


リーグ戦の合間に挟まるルヴァン、リーグ戦に弾みをつけるためにも新戦力の躍動に期待です。