<流れを決めた二つの出来事>

前節の出来事を経て山見がスタメン起用。城福監督の強いメッセージが感じられました。


開始から15分以内の得点が多いというセレッソは前線の強力外国人選手たちを中心に縦に早い攻撃を仕掛けますが、6分に1人のブエノが負傷交代。代わってキーマンの1人である北野がピッチへ。


12分に中盤のインターセプトから北野が強烈なシュートもヴィドがセーブ。


21分、北野が突破から1対1になりかけるもヴィドが脚でクリア。


立ち上がりから猛攻を受けるヴェルディでしたが、23分、シャドーの福田がテクニカルなドリブル突破から枠内に強烈なシュートを放ち、キーパーにキャッチされるも反撃の糸口を掴みます。


24分には複数人が同時に飛び込んでくるセレッソの選手を捕まえきれずチアゴアンドラーデにフリーでシュートを浴び万事休すかと思われましたが、タッチが乱れたか枠上に外れ難を逃れます。


結果的にこのプレーが勝敗を大きく左右することになりました。


33分、中盤からのワンツーからサイドに抜け出した翁長がサイドチェンジ気味に新井へ永井クロス。これを受けた新井が地を這うドロップシュート。このシュートがGK福井の股を抜いてゴールネットに突き刺さり、彼の待望のJ1初ゴールで先制点を奪います。


そのままスコアは動かず久しぶりのリードで前半折り返し。


<まさにガーディアン>


49分、新井が当て身でGK福井からボールを奪いこぼれ球を押し込みかけるもDFがクリア。


52分、北野の強烈なシュートはヴィドが指先に当ててストップ。


53分、コロ助に代わり森田をピッチへ。


78分、ルーカスのFKはヴィドがセーブして枠の上へ。さらにセレッソの猛攻に対して引いて守る展開になるも、中をしっかり締めて決定機を最小限に。


83分、ゴール正面でFKを獲得するも染野のFKは惜しくも右に外れました。


AT、密集から押し込まれかけるもヴィドがキャッチし、ゴールキックで試合終了。


セレッソの猛攻を凌いでリーグ戦6試合ぶりの白星を掴みました。


試合終了後は、初の古巣対決(去年は2試合とも負傷欠場)となった畠中がゴール裏へ挨拶に訪れました。


<MOM>

マテウス

1点もののピンチを何本もセーブする大活躍。終了後は加入時の恩人であったレアンドロ が観戦に訪れていたということで、彼のチャントを歌う粋な計らいも。