<失点から流れ失う>
基本的には去年のメンバーをベースに、ウイングに新加入の福田、サブに平川。
ユアンが開幕スタメンを勝ち取り、翁長がベンチスタート。また白井と熊取谷、新井らルーキーたちもベンチ入りするフレッシュな布陣に。
序盤にやや押し込まれた後はペースを掴み、福田のハイプレスや山見のドリブルからチャンスを掴んで15分にはこぼれ球を千田がヘディング、24分には山見のシュート、32分に綱島が合わせるも清水のディフェンスの前にゴールネットを揺らせず。
逆に40分、蓮川のロングパスを受けた高木に対しラインコントロールが失敗しオフサイドにかけられず、慌てて対応に走った高木を捕まえられずクロスを上げた先の北川をフリーにしてしまい押し込むだけのヘディングで押し込まれ失点。
ややトーンダウンしてしまう形でビハインドで前半を折り返します。
<まだまだ道のり半ばだと言うこと>
後半、メンバーは変わらず反撃を試みますが…これがシュートにまでいかない。というかゴール前に迫れない。
要因は勇大と山見に対して清水のDFがしっかり身体を寄せてスペースを作らせなかったことで起点を作れなかったこと。
そして散見したパスミスの多さ…いや意図があってのパスミスは許容するけれど、技術的に滑ってロストしたり繋がらなかったり「らしくない」ミスが多かった。これはピッチコンディションの問題ぽいけど、適応できないならやり方を変えなくてはいけなかったかも。
結果交代もハマらず、あわや追加失点のピンチをなんとか切り抜け、終盤にようやく交代の新井のドリブル突破や翁長のディフェンスからチャンスを作るも時間が短すぎた。
結果的にユアンには翁長にスタメンを譲らないという活躍を見せて欲しかったけれど、結果としてインパクトを残すことは出来なかった。
簡単に次次と言えないような結果的にはスコア以上に見ていて辛い試合にはなってしまった。
ただまだ昇格チームを下に見れるほど我々は強くなれていなかったのを改めて思い知らされたし、気を引き締めなければいけないきっかけになった。
しばらく模索が続くかもしれないけれど、万能薬があるものではない。
これが再びチームが立ち直るきっかけになることを、ただ信じるのみ。