<ドームの深い芝と札幌の圧力>

出場停止から復帰したヒロトがスタメン復帰。今回は林がベンチスタートで千田がスタメン起用。ゴウキに代わりチアゴがベンチ復帰となりました。


前半は中盤で圧力をかけて札幌に決定機を与えはしなかったものの、プレドの独特な深い芝と札幌のタイトな守備の前に決定機を作れず、34分にフウキがフリーで強烈なシュートを打つも菅野のファインセーブでゴールならず。


芝に足を取られてからしくないパスの受け渡しミスやボールロストが散見するも、無失点で0-0のまま前半を折り返します。


<待望の二人の二発>

後半、選手交代はなし。


後半47分、駒井に抜け出されてPA内でシュートを打たれるもヴィドが足でブロック。


後半54分、ついに均衡が破れます。コロ助のスルーパスから山見がラン。中央の勇大への折り返しはクリアされるも、フウキが拾ってスライディングに入った馬場をかわしシュートを突き刺し先制!


H柏戦以来、苦しんでいた男の待望の一撃でついにリードを奪い、同時に受勲者の山見、フウキは染野、松村と交代します。


札幌の猛反撃を受けるも枠内をしっかり締めてブロックし、75分、勇大がサイドのクロスから一対一のチャンスを迎えるもこれはバーの上。


80分、染野のボール奪取から勇大が一対一を決めてゴールネットをゆらすも、ドリブル中に染野にファウルがあったとして取り消し。


しかしAT、交代出場のチアゴの奪取なら松村にボールを預け、ドリブルで駆け上がった松村はゴール前にクロス。


受けたチアゴが菅野との一対一を制してゲームを決める追加点。


ホーム福岡戦のラストシーンから負傷離脱もあり苦しんでいた男の待ちに待ったJ1初ゴールで、札幌を下しJ1復帰後初のシーズン三連勝、および初のシーズンダブルで勝ち点を44まで伸ばしました。


苦しんでいた二人のゴールが、今後残留を確固たるものとし、更なる活躍とチームの躍進に繋がることを信じて。


<MOM>

千田 海人


相手のプレーに激昂しイエローをもらってしまう場面も見られたものの、空中戦の強さと身体を張ったディフェンスで完封勝利に貢献したことを評価!