<新布陣がアビスパの守備を切り裂く>
引き続き出場停止となる楓喜以外、登録メンバーは変わりませんが、千田、稲見、ゴウキに変わって勇大、宮原、見木がスタメンに復帰し布陣は変わらないものの、やや4-4-2時代のメンバーに回帰する形でアビスパを迎え打つことになりました。
開始早々4分、カウンターから勇大が相手DFを背負いながらクロスを上げ、これに山見が反応しシュートするも村上がファインセーブ。
コロ助や山見のインターセプトから染野、見木がポスト、そこから山見と勇大がアビスパのゴールを脅かし、予想に反してかなり押し込む展開に。
リョウガや岩崎にゴール前に何度か侵入されるも枠には打たせず。飲水タイムを経てさらに流れはヴェルディへと傾き、幾度かの決定機を経てついにスコアが動いたのは38分。
ヴィドの長いGKからゴール前にボールが入り、DFに跳ね返されるも、染野がボールを拾って見木に繋いで最後は抜け出してきた山見が村上のニアを打ち抜きゴールネットを揺らして先制点を奪います。
そのまま押し気味にゲームを進め1-0で前半を一点のリードで折り返します。
<今季一のクローズの仕方>
前半苦しんだアビスパは後半開始から早くもザヘディを投入し起点を作りにかかります。
後半早々のCK、いい位置に落ちてきたこぼれ球に勇大が飛び込むも惜しくも枠外。
57分に綱島がイエローを受け次節出場停止。やや興奮してカードトラブルのリスクをみたか60分、綱島に代わりユアンをピッチに。宮原が3バックの右に入ります。
その後は引いたことからアビスパが反撃に出るも、77分に勇大と山見に代わり森田とゴウキをピッチへ。森田はだいぶ試合勘が戻ったか、持ち味の狭い場所からのターン回避をしっかり見せてくれました。
85分にコロ助と翁長に代わり稲見と千田を投入しより守備を固め、ATに染野が脳震盪の疑いでピッチを出てチアゴと追加交代。
途中ヘディングの際に千田とザヘディが頭で接触したことでゲームが止まったこともありATは9分と余談ならない状況に。
途中稲見が競り合いでPA内ギリギリでファウルを取られて危険な位置でFKを与えるもこれはDFが集中して回避。
ラスト、チアゴがカウンターのチャンスでDFをかわして決定的なシュートも村上の足先に当てるファインセーブ。しかしほぼ時間は残っておらずそこで得たCKで時間を使って終了。
公式戦連敗を止め、浦和が敗れたことでついに一桁順位の9位に浮上し、良い流れで中断期間に入ることになりました。
<MOM>
山見大登
ゴールもさることながら、要所で相手のカウンターを阻止するインターセプトも光り、攻守両方で獅子奮迅の活躍。彼の進化が止まらない!
※来週のブライトン戦は親善試合のためレビューはおやすみです。
その代わりスペースでブライトン戦のイベント情報や試合に関するトピックスをお届け予定です。お楽しみに!