<タイトルへの本気>
一週開き、中2日でアウェイ広島を迎えることもありターンオーバーを予想しましたが、本気なメンバー構成となりました。逆にベンチ外のメンバーの状態が気がかりですね。
パルセイロもリーグ戦とほぼ変わらないメンバーで臨んでいたようです。
最初の10分ほどは試合勘やパルセイロの圧もあり押し込まれる時間があったものの、見木のポスト直撃シュートやファインセーブに阻まれたゴウキのシュートなど徐々にチャンスを掴み、30分に食野、ソメと繋いでゴウキが鮮やかな抜け出しでキーパーとの1対1を制し先制。
また43分にもCKを起点に食野のクロスを袴田が頭で合わせて移籍初ゴールで2-0。
しかし深澤が脚を痛めて翁長と途中交代…これは心配。
2-0で前半を折り返します。
<和製フッキ!?>
後半も勢いは変わらず攻めるもゴールは割れず、稲見、コロ助、勇大を途中投入。すると勇大がいきなりゴリゴリの突破からPA内に突入し足をかけられてPKを獲得。これは長野GKパク選手のファインセーブに阻まれるも、詰めていた袴田が押し込んで追加点で3-0。
69分にマテウスが足を痛め長沢と交代。大事をとっただけだと思いますが心配…無理はしてほしくないですね。
76分には山見がドリブルでDFを自ら交わしてシュートを突き刺し4-0。
また85分には木村がパワフルな突破から強烈なボレーを突き刺し5-0。交代直後の猛進といいまさに「和製フッキ」と言わんばかりの迫力でした。西が丘で見るとすごさが改めてわかる。
結果的に「J1クラブ」としての力をしっかり見せつける快勝で次のラウンドに駒を進めました。
他会場ではジャイキリも起こり、初戦敗退が何年も続く時代もあった天皇杯。
今年はリーグ戦へのテストというだけでなく、本気でタイトルを取るための戦いにもなりそうです。
<MOM>
食野 壮磨
今回はいい位置でボールを受け複数得点に絡む活躍!
ついにの覚醒で、リーグ戦スタメンも近いか?