<プロの洗礼>

中2日でガンバ大阪をホームで迎える過密日程を見据えてか、契約の問題で出場不可な山見をスタメン起用。綱島がプロ初スタメンとなり稲見がベンチスタート。翁長が久しぶりのベンチスタートで怪我から復帰の谷口栄斗と五輪代表帰りの山田楓喜がメンバー入り。林尚輝と染野はレンタル上の契約で出場不可。そして山田裕翔がプロ初スタメンとなりました。

 

開始1分足らずで、スタメンに気合が入る山見がカウンターから強烈なシュートを放ちいきなり先制かと思われたものの、早川の好セーブに阻まれます。

 

ゲームが動いたのは3分、CKでの競り合いから一度は流れるも、VARで勇大がハンドを取られてPKのジャッジ。これを鈴木優磨が沈めて鹿島が先制。

 

そして5分後の8分、右から左へのサイドチェンジで名古が山田裕翔を交わしてGKと1対1となり、DF陣が止めに入るもそのままシュートを突き刺され2-0と、早くも2点のビハインドを背負う展開に。

 

その後は前進しようにも中盤で潰される苦しい展開となり、30分には好位置でFKを獲得するもフウキのFKはわずかにバーの上。勝ち筋を見いだせない展開で0-2のまま前半を折り返します。

 

<コロ助とチアゴの投入>

後半、裕翔に代わり復帰戦となった谷口を投入するもCKから植田に合わせられ更に失点し0-3に。勝ち点獲得は非常に厳しいと思われましたが…


60分にコロ助とチアゴの投入から流れがヴェルディ  に。


疲労もあってか矢継ぎ早に選手を変えてくる鹿島を攻め立て、69分にチアゴアウベスのグラウンダーのクロスからコロ助がDFに寄せられながらも放ったシュートがゴールに吸い込まれ反撃開始。


さらに翁長と優安を投入し畳みかけていくと、84分に鮮やかなカウンターの崩しから勇大が押し込み2-3。ついに1点差。


そしてついにAT。翁長のゴール手前のFKから最後は見木が押し込んで同点。


そのままタイムアップにはなったものの、鹿島にアウェイで0-3のビハインドから追いつく脅威の追い上げで貴重な勝ち点1を手にしました。


「ヴェルディ劇場」とも称される終盤のドラマ。次はもっと安定して試合を進めたい!笑