<完璧な前半ではあったが>

スタメンは変化なし。ベンチに宮原が復帰。深澤がベンチ外となってしまいました。序列なのかな…?パフォーマンスは悪くなかったと思うんですがね。まあ5月は過密日程なので、選手層が厚くなるのはいいことなのかな。

 

前半の立ち上がりはやや押し込む展開となり、10分過ぎごろから磐田のペースとなるも、両チームとも決定的なシュートはないまま試合が動いたのは32分。

 

CKからの折り返しを磐田DFがハンドを犯しPKを獲得。これを染野がレジェンドGK・川島の逆を見事突いて先制に成功。

 

そして41分にも再びCKの流れから木村勇大がこぼれ球を押し込み追加点。

 

初めてとなる2トップのアベックゴールで最高の形で前半を折り返しますが、ダービーの記憶がよぎり油断してはならないなという想いも…

 

そして残念ながら、その不安は現実のものとなってしまいます。

 

<流れを変えた>

後半開始からチアゴに代わり優安を投入するも、ゴールを狙う磐田の圧力の前に守備の時間が長くなり、55分に混戦からペイショットにヘディングをねじ込まれ差は1点。

 

57分に見木に代わり復帰戦の宮原を投入してゲームを落ち着かせようと試みるも、66分に再びゴール前でパスをインターセプトされ、必死にDF陣が身体を張るもジャーメインに同点ゴールを許し、さらにその際の接触で林尚輝がプレー続行不可能となり山田裕翔をピッチに送り出します。

 

そして78分、PA内でボールが千田の手にあたり、一時は流されるもVARで磐田にPK。万事休すかと思われたものの、シュートは大きく枠をそれてゴールの左へ。絶体絶命のピンチを脱したヴェルディにゴール裏から大声量の「コブラ」が発動し、一気にボルテージが上がります。

 

さらに86分、ゴール前に抜けだして1対1になりかけた勇大をリカルドグラッサが押し倒しDOGSOで一発退場。数的有利となり一気にヴェルディに流れが戻り、さらに接触やVARで時間が止まったこともあってATはなんと13分。

 

数的不利もあり守備を固める磐田に対し圧倒的に攻める形となり攻撃の時間が続くと、ついに歓喜の瞬間が。

 

左サイドの攻撃から森田のスルーパスに反応した木村勇大が抜け出し、DFを交わして川島の脇を抜くシュートでついに勝ち越しに成功。


その後の磐田の反撃を凌ぎ、3-2で勝利。


15年ぶりにJ1ホームでの勝利かつ、磐田に味スタで初勝利かつ21世紀初のホーム勝利を成し遂げました。


<MOM>

木村 勇大


2試合連続ゴール、まさに乗ってきたストライカー。2点目とも流れの中のゴールなのはお見事。


染野が出場できない次節は彼にさらなる期待がかかります!


さあ、次節はいよいよアウェイ鹿島!


まだチケットあります!多くの声を鹿島へ!