<固いディフェンス同士の引き締まった試合>
スタメンは変化なし。
ベンチに丈偉に代わりにリーグ戦で初めて袴田裕太郎がベンチ入りを果たしました。
福岡のスタメンに古巣対決となる北島祐二と、ベンチに佐藤凌我が名を連ねました。
福岡にはザヘディ、こちらには染野と攻撃に特徴がある選手はいれど、お互いの守備の固さが目立った試合となり、激しいディフェンスで肉弾戦を仕掛けてくる福岡に対してパス技術やターンで打開を試みる展開に。
前半最大の決定機は21分、サイドに降って深澤があげたクロスに反応した木村勇大がヘディングシュート。枠を捉えていましたが村上のファインセーブに阻まれゴールならず。
両チームとも決定機をそこまで作り出せないまま0-0でハーフタイムを迎えます。
<サブ組の底上げがまだまだ必要>
後半、福岡は古巣対決で気合が入りすぎたかイエローを受けてしまった北島に代わり佐藤凌我をピッチに送り出しました。
変わらず膠着した展開の中、前節に続いて山見、チアゴ、そしてリーグ戦初出場となる袴田をピッチに送り出しました。前節に引き続き交代枠を残す結果になったことを踏まえると、サブ組でジョーカーとして計算できる選手がまだまだ出てくる必要はあるでしょうね。
しかし終盤、福岡の猛攻を耐えて再び押し込む時間帯を作り、86分には山見が一人で持ち上がって決定的なシュートを放つも福岡DF田代が決死のブロック。
そしてラストプレーになるかと思われた終了間際の福岡のCK。クリアした山見が自ら持ち上がってゴール前に走りこんできたチアゴにラストパス。DFに寄せられながらGKと1対1になりかける決定的場面も村上が決死のセーブ。こぼれ球もDFにクリアされタイムアップ。
0-0の2試合連続のドロー決着となりました。
守備が安定してきている一方で攻撃のアイディアを伸ばしていく必要はありますが、チャンスは作れているので後はそれを増やしていくこと。内容が結果を蝕むことがないよう、継続しやっていくしかありませんね。
次は金曜、鳥栖のアウェイに乗り込んでの1戦です。
