<前半は良さを出せず>

前節契約で出場出来なかった勇大とフウキはスタメン復帰。中盤に稲見、右SBに宮原とおそらく今季で初めてベストに近いメンバーが名を揃えました。

 

しかし、前半は湘南の圧に押されてなかなかボールを前進できない展開。やはり積極的に走る、足を出す、相手に強く行くのベルマーレの持ち味「湘南スタイル」は監督やメンバーが変わっても引き継がれているなと感じました。

 

そして15分、平岡のスルーパスに抜け出したルキアンにCB二人がどちらも迷ったのか強く行けず、マテウスとの一対一で股を通され、ビハインドを背負う結果に。

 

さらに前半の終盤、森田が腰を痛めて後半頭に負傷交代する満身創痍の状態で前半を折り返します。

 

<流れを変えた山見のガッツ>

後半、森田に代わり前節PK奪取の活躍を見せた山見をピッチへ。

 

シュートを一本も打てなかった前半とは打って変わって前への推進力が生まれ、1分には勇大、6分に山見がゴールを脅かすと、15分には林のボール奪取から染野が決定的なシュートも惜しくも右に外れます。

 

そして75分、見木のFK起点から左に山見が流れてのクロス、オフサイドラインギリギリで飛び込んだ栄斗がゴールネットを揺らしついに同点。

 

勝ち越しを狙う湘南の強烈なシュートが枠内に飛ぶも、マテがセーブ。

 

そして86分、左のコロ助のクロスに抜け出した山見がゴールネットを揺らしついにJ1初の逆転!

 

反撃をしのいで、ついに16年越し、5646日ぶりにJ1での勝利。

 

平日雨の中平塚に駆けつけたサポ同士と喜びを分かち合いました。

 

<MOM>

山見 大登

 

やっとできます…J1初のMOMは若き11番!

 

完全にヴェルディのサッカーにフィットし1ゴール1アシストと勝利の立役者に。

 

これからのさらなる飛躍に期待!