移籍加入組の中で編成終盤、一番サプライズ的な形での加入となりました。

 

兵庫県の出身で、高校は山梨の強豪、帝京第三高校に進学。1年次からレギュラーを獲得し、3年次のインターハイでは大会優秀選手に選出されています。

 

中央大を経て、2017年に長崎でプロデビュー。

 

1年目から左のWBで開幕からレギュラーを獲得し、37試合で4ゴールの活躍。チームの歴史上初となるJ1昇格に大きく貢献。J1でのプレーとなった2018年もレギュラーを守り32試合に出場を果たしています。

 

19年は出場機会が減少したことを受け、20年に長崎時代の高木琢也監督が率いていた大宮へと移籍。レギュラーを奪取し惜しくもJ1昇格はなりませんでしたが、昇格まであと一歩となる3位にチームを導く活躍。

 

22年から町田に移籍し、昨シーズンはポポヴィッチから黒田氏に監督が交代した後も変わらず信頼を勝ち取り、引退する太田が出場した終盤を除いて1年レギュラーとして、チーム初のJ2優勝J1昇格に大きく貢献しました。

 

主なポジションとしては左のWBか左SBですが、チーム状況によって右も経験があり、高精度のプレースキックも蹴る技術があります。

 

今シーズンは開幕戦でスタメン起用された後は2節からはゲームチェンジャーとして交代出場で起用されており、ホーム新潟戦では敗色濃厚の終了間際、起死回生の同点ゴールを自ら決める活躍を見せました。

 

また、昨シーズンは町田の代名詞であったロングスローの投げ手としても活躍しており、ヴェルディ移籍後も試合終盤でロングスローを披露し、切り札の一つになっています。

 

J1での戦いでも豊富なスキルと強度高いディフェンス力に期待です!