「ヴェルディのレジェンドになりたかった」


インタビューで番記者さんに彼が語った言葉。


しかし、多くのサポーターはこう言うはず。


「何を言っているんだ。カジくんはヴェルディのレジェンドの一員だよ」と。


2012年に大卒で加入してから、一度はクラブ事情で泣く泣く別れてから5年後の2017年。


2つのクラブで大きな経験を得て、彼は戻ってきました。以前にはなかったチャントもできました。


一年の徳島でのプレーを挟んで5年。指揮官が移り変わっても、彼は主軸として起用されてきた。


いつしか「緑の心臓」とまで言われた。


特に小池選手との「コイカジ」コンビでのピッチ内外での活躍ぶりは、苦しいシーズンが続いたヴェルディにとって希望の光でした。


今年の試合の中、不運な形で大怪我を負いながらも懸命のリハビリでシーズン終盤での復帰を成し遂げた。


本当にカジくんの存在がヴェルディにとってどれだけ支えになり、希望であったか。


今季オフ。相棒の小池純輝とともに彼は去る。これからと言う時に、本当に悲しい別れになってしまう。


でも、ヴェルディにとっての15年の中で、最も長くヴェルディで試合に出場し、バンディエラと呼ぶに相応しい選手はカジくんであること。


いつか、また何らかの形でヴェルディに戻ってきてくれることを心から願っています。


そして、願わくばその日が来るまで、またコイカジコンビで、新しいチームで活躍してくれることを願ってやみません。