2012年、最初に彼がやってきた時のことは私がヴェルディから離れていた時期だったので、復帰した2019年からの彼の足跡を振り返りたいと思っています。


前年の躍進から一転して、苦しい陣容となった2019年。しかし、ヴェルディにとって大きな分岐点が一つありました。そう、小池純輝の加入です。


加入する前から彼のことは、風の噂で幾度か耳にしていました。非常に人格者で行く先々のサポから愛される存在であり、カジくんとはチームが変わりながらも深い友情で結ばれていること。


ただ一方で、彼がストライカーとして活躍することは加入時点では予想できず、ストライカーとして覚醒したのは、ストライカーとして期待されていた林陵平、コイッチ 、端戸仁らの不運な離脱や、ホワイト監督から永井監督への指揮官交代に伴う戦術変更など、多くの偶然がもたらしたものでした。


結果的に、2019年から2024年までの6年間で彼が重ねたゴールは43ゴール。以前の所属時に決めた8ゴールを含めて51ゴール。これはヴェルディのJ2時代で最多です。おそらくこれからも、この記録は破られることはないでしょう。というより、そうならなければならない。


最後の1年間、試合から遠ざかっている彼は本当に悔しい思いがあったに違いありません。


他チームのサポから「小池純輝はどうしたの?」と聞かれることもありました。


彼のかつてのたくさんのゴールと、チームに対する貢献、マルチな活動を知っているものとして、当然もっと彼をピッチで見たかった。


しかし、ピッチに選ばれている選手たちが結果を残している以上、今の現状を受け入れるしかなかった。


共にJ1を戦いたかったよ。


日産や鹿島、何より埼スタでゴールを決める姿を見てみたかったよ。


でも、これは大事な別れ。J1にいくために必要であり、悲しいけれど受け入れなくてはいけないこと。


本当にありがとう。


緑の歴代最高の19番、J2時代最高のストライカー、小池純輝に幸あれ。