<引き締まった前半>

準決勝とスタメンは変わらず。ベンチはカトレン→山越となりました。


寒いながらも雲がなく西陽がさし、ゴール側が日差しが入り眩しくなることを考慮してか、エンドチェンジを選択。


前半はこれまでの試合とは違い、やや清水がボールを保持して進める形。しかし守備が非常に集中していて枠内には打たせず。


ただこちらもソメとゴウキの2トップを高橋祐治と鈴木義宣のCBに押さえ込まれ、中原やコロ助らの突破も通じず。


両チームともに引き締まった展開で0-0のままHTに。


<絶望のPKと歓喜のPK>

やや清水の足が止まり始め、相手陣内でのプレーが増え始めた63分。


自陣からカウンターを浴び、競り合いでボールが森田の手に当たりハンドの判定。VAR介入するもさんは覆らずPK。


チアゴサンタナが冷静にPKを沈めて、痛恨のビハインドを背負ってしまいます。


ビハインドを受けてシンアライ、綱島、ハセタツ、平、山越と次々と交代カードを切るヴェルディ。


しかしリードした清水はやや自陣でブロックを敷く展開となり、思うように攻められず時間が過ぎていく。


ですが89分、ついに清水のDFに食らいついてソメが1対1のチャンスを迎えるもこれは高橋祐治がクリア。


その後のCKから森田がシュートするも枠の外。


試合はATへ。8分!!!


まだ諦めない。信じれば最後に何かが起こるかもしれない…声を枯らすゴール裏。


そして4分、右サイドからのボール奪取から染野が仕掛け、PA内で高橋祐治に倒される。しばらくおいて長い笛。


PKだ!!!


獲得した染野が自らボールをセットする。


運命の一瞬。


ゴール右隅を狙ったシュートはGK大久保の手を弾きゴールネットに突き刺さった!!!


土壇場で同点!


そこからの2分…いや4分か。


長い長い時が流れ、ついに歓喜の笛。


16年ぶりにJ1が決まった瞬間でした!


<MOM>

染野唯月


最後までボールを追う姿勢と、あの緊張感の中でPKを決め切る強心臓!


文句なしの選出です!


硬い感じで試合の感想だけになってしまいましたが、時間もあるのでそれ以外諸々は、また後日なんらかの形で!