<ゴールへの期待感は高まったが>
怪我から復帰した谷口が先発出場。同じく怪我から復帰のケイトがベンチ入りし、北島が久しぶりのベンチ外でカトレンがWGで先発復帰。
長谷川竜也は移籍後初スタメン。コロ助が久しぶりのベンチスタートとなりました。
前半は岡山のハードなディフェンスと圧力に手を焼く展開になり、シュートまでいけない状況が続いたものの、18分の決定機をマテウスの好セーブで凌いでからは岡山の強度にも慣れたか、パススピードが早くなり、39分にはソメがGKと一対一になりかけるもシュートは惜しくも枠外。直後にも稲見が中盤でボール奪取からそのままシュートもこれも枠を捉えられず。
しかしゴールへの期待感を残してハーフタイムへと向かうことになりました。
<一つの綻びから一気に崩れた>
後半開始と同時にカトレンに代わりコロ助を投入。ハセタツを左WGへ。
先制に向けてさらにゴールに迫って行くが、ここで一つの綻びから岡山がスコアを動かす。
森田の横パスがカットされたところから岡山のカウンターが発動し、守備陣が必死に追っていくも交わされて最後はチアゴアウベスにゴールを浴びました。
復帰戦となる河村とシンアライを投入し同点を狙いに行くも、73分に本山にヘッドで合わせられ0-2にされると、気落ちしたかわずか3分後に交代のルカオに守備陣がカウンターで振り切られ0-3。ほぼ勝負が決まります。
しかし3分後、コロスケのクロスからシンアライがヘッドで押し込み一点を返し、ATには河村がCKのこぼれ球を押し込み一点差。最後まで同点を狙うも反撃もここまで、痛恨の敗戦。
<攻めた結果の失点と今後に向け修正すべきこと>
久しぶりの試合となった谷口の持ち上がり、状況判断は素晴らしいものであり、特筆すべきスキルであった。しかし失点シーンでは逆に彼の判断の綻びが失点へと繋がってしまった。
全てにおいて完璧なステータスを持つ選手は我々以外ではなく、どのチームにも存在していない。長所と短所が存在し、チームは短所をカバーしてあげ、長所を最大限に活かしていかなくてはならない。
それは彼だけではなく、全ての選手に言えること。だからこそチームがどれだけ纏まり、勝利するためにやるべきことをやれているか。
昨日はその勇猛さが裏目に出てしまった結果となった。結果が出ていないのは苦しいけれど、次は彼が勝利に導く活躍をすることを、ただ信じるのみ。
