<秘密兵器、アルハン>

試合外の出来事については…正直もう語り尽くした感あるのと、お伝えしたように小生体調崩して現地行けていないのでここではノーコメントでいきます。


やはり予想通りターンオーバー。正GKマテウス以外は10人全員ターンオーバーとなり、スタメン組も北島、千田のみがベンチ入りとかなりフレッシュなメンバーとなりました。


開始序盤、アルハンのゴール近くのスローインから綱島が決定機もポスト直撃。


しかしそれ以降は、こちらとは正反対にほぼベストメンバーを投入してきたFC東京が押し込む展開になり、20分、ディエゴのポストプレーから塚川が強烈なミドルを叩き込み先制点を奪われます。


ボールをうまく前進させることもままならないまま、0-1でHTへ。


<均衡を破ったのはユースの新星>

後半、コーケンさんと平を下げ、千田と山越を投入。3バックに近い形に移行。


徐々に連戦となったFC東京の運動量が落ちてきたこともあり、中盤でボールが繋がり楠、河村が高い位置を取れるように。


63分に竜士に換え北島、68分に楠に換えユースの白井を投入。


すると2分後でした。北島のCKにマークしていた長友を振り切り打点の高いヘディングで合わせたのは白井!まだあどけなさの残る新星の強烈な一撃で1-1に。


<無常なる結末>

その後は互いに決定機を幾度か迎えたものの、全く譲る事なく、延長でも決着は着かず勝負はPK戦に。


8人目まで1人も外す事なく大熱戦になりましたが、9人目の千田がついに止められ、軍配はFC東京に上がる事になりました。


東京ダービーという試合が天皇杯とはいえ、本当に特別な試合であることは試合前の事象、雰囲気からも感じることが出来た。


それだけに現地に足を運んで、共に戦い、悔しさを分かち合いたかった。


でも、得たものも多くあった。


マテウス以外ほぼ控えで臨んだ中で、これだけトップ選手相手に戦えることを証明してくれた。


そして度重なる煽りや不祥事などネガティブな印象が目立ったあちらのゴール裏に対し、自分たちのゴール裏の一体感、素晴らしさを証明することができた。


多くの人たちがヴェルディに対して関心を向けてくれて、素晴らしいゲームが出来たこの二試合のエネルギーを、残りのリーグ戦への活力に、必ずしていこう。