<終始圧倒も、個の技量に屈す>

昨日については試合会場についたのが後半なんで、後半と前半の得点シーンしか見れてませんから、あまり細かい考察は差し控えて、全体的なゲームの印象だけお伝えさせていただきます。


統括すると、ゲームを支配して圧倒的に押し込んだものの、パウリーニョ選手の個の技量に屈した2ゴールが致命傷で、最後一矢報いたものの及ばずというところですね。


河村やコーケンさんの決定的なシュートであったり、途中出場のオムやタイガの仕掛けも良かった。実際にスタッツは圧倒しており、最後の10分〜15分は一方的に押し込んで、実際点も取れた。


まあそれでも、要所要所での身体を投げ出しての守備や、ボールホルダーへの寄せの速さはさすがはJ1仕様のチーム。


かつてロティーナ体制でさえJ1仕様のチームには歯が立たず点が取れなかったことを考えれば、これは確かな前進ではある。


ただ、それだとJ2では勝てないんですよね。個の力が落ちる分、人数をかけてゴール前を固めたり、死に物ぐるいでボールを奪いにくるチームは、同じやり方では勝てない。


単なる力の足し算ではなく、全く異種のサッカーをしているというのがなんか不思議ではありますがね。


だからまあ、この結果自体がリーグ戦に多大な影響を与えるわけではないんだけれども、技量で上回る相手に通用した部分を活かしていく事や、逆に出場出来なかった選手がこれを機に奮起してくれることを願います。


さて、次は仕切り直しのホーム連戦群馬選手ですが…試合できんのかこれ。