皆様、昨日の夜は大きな地震がありましたね。
今回は大きな被害はなかったようなのが不幸中の幸いでしたが、停電した地域も多くあるようですので、引き続き余震への警戒をしていただいた方がいいかもしれません。

皆様のご無事をお祈りしております。

さて、今日紹介させていただく2001年代に活躍したヴェルディ戦士は、豊富な運動量でヴェルディのサイドを駆け上がったサイドアタッカー、柳沢将之さんです。

柳沢将之さんはヴェルディの前身、読売クラブのユースから法政大学を経て2002年にヴェルディに加入しました。

ユースから大学を経ての加入という意味ではヴェルディ初かもしれません。

ポジションは主に左サイドバックで、豊富な運動量とどこにでも顔を出す神出鬼没ぶりから、出身が横浜であることをかけてクラブが与えたキャッチフレーズは「ハマの不沈艦」です。

しかし、ヴェルディの選手に「ハマの」と付けるのはマリノスに挑戦状を叩きつけるようでかなり攻めていますよね。もし時代が違って「ハマのGTR」横浜Fマリノス仲川輝人とのマッチアップが実現していたら、どんな結果になったか気になるところです。

初年度から15試合に出場し、その後はポジション争いを制しサイドバックのレギュラーに定着。東京黎明期から天皇杯優勝までチームを支えました。

J2降格後もチームに残りますが、新加入選手の活躍もあって出場機会が減少したことから2007年、昇格したチームを離れセレッソ大阪に移籍。J1復帰は果たせませんでしたが、サイドバックのレギュラーとして活躍しました。

2009年のサガン鳥栖への移籍を経て、2011年から2012年の横浜FCでのプレーを最後に、現役生活にピリオドを打ちました。

プレーもさることながらその気さくな人柄で、ヴェルディだけではなく移籍したチームでもサポーターから愛されていたようです。

また、印象的なエピソードとして、選手会長を務めていた2006年のファン感謝祭で、「選手会長」を噛んで「センス会長」と言ってしまい、それから「扇子会長」といじられるようになり、サポーターから「会長」と書かれた扇子をプレゼントされ、大変本人は喜んでいました。

そして、今何をされているかというと…
なんと味スタで会えます!!!
引退後にプリマハムへの就職を経て、ヴェルディのスタッフとして復帰されたのです。

こういった形で戻ってきてくれるのは本当に嬉しいですね。

めちゃくちゃ気さくに接してくれます。
これからも頼みますよ、センス会長!