自分がヴェルディのことを見始めた時に、既に彼は現役選手でした。
当時はまだ桐蔭組と呼ばれる川﨑時代末期の選手たちが中心で、ユース出身の彼は平本一樹、飯尾一慶らとともに、期待の星でした。
なかなか満足に出場機会をえらない中で過ごした数年間。初めて彼がスポットライトを浴びたのは2004年末から2005年元日にかけて開催された天皇杯。
当時のDFのレギュラーだったウベダが退団となり、急遽回ってきた出場機会。
見事期待に応え、3バックの一角として、ヴェルディの東京移転後初、そして現状最後のタイトルに貢献したのです。
その翌年はベガルタ仙台にレンタル移籍しますが、これが要因で選手層が薄くなったチームは初のJ2降格となってしまいます。
さらに、ベガルタ在籍時に大怪我を負ってしまう不運もありました。
しかし翌年、チームに復帰した彼は怪我からの復活ののち、主力として2年越しのJ1復帰に貢献します。
チームが降格した後も存続のピンチに揺れるチームをキャプテンとしてまとめあげ、2011年に惜しまれながら横浜Fマリノスへ移籍しました。
マリノス時代もレギュラーとして優勝争いや天皇杯のタイトル獲得に貢献。後にヴェルディの一員となる奈良輪、端戸、優平の良き手本となり、優秀選手賞も獲得しました。
その後、千葉、新潟への在籍を経て2019年からは初のJ3である相模原に移籍、見事なキャプテンシーと衰え知らずのディフェンスでチームを見事J2昇格に導きました。
10年ぶりの復帰。
彼はヴェルディが強かった最後の時代を知る生き地引。そして昇格、タイトル請負人。
彼のヴェルディでのプレーが再び見れることに、喜びしかありません。
おかえり、かんぺー!
ラストミッションは、ヴェルディのJ1復帰!