さあ、多くの涙と少しの笑顔に満ちた2019年シーズンも、いよいよ最終節。実は一昨年からスタジアムに脚を運ぶようになってから、  去年は静岡、一昨年は熊本と東京から遠く離れた場所でシーズンが終了していたので、完全な「シーズンの終わり」に立ち会うのは初めてです。

 

 さて、そこに何が待つのか。2019年のヴェルディを締めくくる最後の相手は、FC岐阜です。


<予想スタメンとフォーメーション>


 ここは最後のゲームになるタムさんの花道を、スタメンで是非!!!

※出場停止:山本理仁


<KICKOFF/スタジアム>

11/24(日) 14:00 KICK OFF

会場:味の素スタジアム

天気予報:


<前半戦の対戦結果>

A 6/30 日曜 

・会場  岐阜メモリアルセンター長良川競技場 

・スコア 〇2-1

・得点者    潮音、レアンドロ

・戦評

 当時監督が代わったばかりの岐阜。序盤からボールを回して相手ゴールに迫りますが、岐阜のブロックを崩すことが出来ず、逆に一瞬の隙でふわっと上がったクロスをヘディングで合わせられ失点を喫してしまいます。
 

 しかし前半の終了間際、端戸の粘り強いキープからPKを獲得し、これを潮音がなんとキッカーを志願して、見事にビクトルが守るゴールを貫き同点。

 後半は勝ち点を守りたいためか、やや引き気味になった岐阜を崩せずにいましたが、寛也のクロスからレアンドロがATに身体ごと劇的な決勝ゴールをねじ込み見事逆転勝利。


 結果的に、これがギャリー・ホワイト体制最後の勝利となりました。


<FC岐阜の直近5試合の対戦結果>


23 A ● 0-1 鹿児島(延期分)

38 A △ 0-0 町田

39 H ● 0-7 徳島

40 A ● 0-2 新潟

41 H ● 1-3 甲府


  前節、最後まで抗ったものの力及ばずFC岐阜はJ3への降格が決まってしまいました。ただ、前線には多くのタレントが在籍しており、地力は十分にあるチームですので、もちろん甘く入れば足元をすくわれることは間違いないです。
  

 しかし、終了間際の失点の多さや連携ミスでの失点の多さなど精神的な部分での脆さが見受けられるので、彼らの戦い方にあわせるよりも自分たちの良さを出し切ることを優先した方が勝機はあるのではと感じます。


<試合展望>

 本当に今シーズンはいろいろなことがかみあわず、つらいシーズンになってしまった。昇格も降格も無い最終戦に望むことは、ただ一つ。


 そう、ヴェルディの勝利が見たいんです。もちろん終わり良ければ全て良し、なんてわけにはいかないけれど、最後はみんなで笑ってシーズンを終わりたい。


 タムさんの最後の勇姿を。FC岐阜としばしの別れを。そして長く親しんだこのエンブレムでの試合も、これで見納め。涙とやるせなさに終わったままこのシーズンを終わることは誰も望んでない。

 最後の力を、声をヴェルディへ!