前半戦も残すところはあと2節。前半戦を良い形で終え後半戦でさらなる巻き返しを目指すためにも、まずはこの6月を良い形で締めくくりましょう。


 HTには東海地方を代表するアイドル・SKE48のライブもあるこの1戦。多くの来場者が予想される日曜日、アウェイでFC岐阜と激突します。


<予想スタメンとフォーメーション>


 皓太はコパアメリカでの戦いを終えましたが、コンディションを考慮すると流石に今節はお休みになるかと。コンディション不良で大宮戦の出場を見送った奈良輪の状態が分かりませんが、間に合わない前提で今節も永田に頑張ってもらおうと思います。


<KICKOFF/スタジアム>

6/30(土) 18:00 KICK OFF

会場:岐阜メモリアルセンター長良川競技場(岐阜県)

天気予報:曇りのち雨 降水確率80%


<FC岐阜の直近5試合の対戦結果>


15 H ●1-2 町田

16 A ●0-1 柏

17 H ●1-3 新潟

18 A ●1-2 大宮

19 A ●0-4 山口


  13節の琉球戦に勝利後、14節から6連敗中。成績不振に伴い、18節を最後に2017年から2年半近くチームを率いた大木武監督を解任。変わって前節から、去年までカマタマーレ讃岐で長く指揮を執った「残留請負人」北野武監督が代わってチームを率いています。


 低迷の要因としては、やはり守備が崩壊してしまっていること。失点数36はヴェルディを11点上回りリーグワーストとなってしまっています。しかし、限られた予算の中で讃岐を残留に導いてきた北野監督ですから、手は打ってくるでしょう。


 そんな中でも警戒しなければいけないのは、歴戦を潜り抜けてきたベテラン・前田遼一。今季も途中出場でいきなり2ゴールを決めるなどチャンスに対する決定力は健在。警戒が必要です。


 そして最後の砦、3年目を迎えるスペイン人守護神ビクトル。今季はドイツ人守護神バースとローテーションでの起用となっていますが、厳しい状態が続く守備陣で今季も気を吐いています。


<試合展望>

 

 ヴェルディとしては、上位2連戦に続き重要な1戦となります。上位相手にタフな試合をしたとはいえ、勝ち点が欲しいと死に物狂いでかかってくる下位チームも、また怖い存在。


 チーム力が大幅に向上したはずの2017年~2018年ですら、2017年はちょうど同じぐらいの時期に大型連敗中だった熊本に0-4に大敗。2018年も結果この年降格することになった讃岐にアウェイで1-3の完敗。讃岐には終盤のホームではリベンジしたものの、同じくこの年に降格した熊本には結果2引き分けで勝利することができず、自動昇格を逃す要因ともなりました。すなわち、ヴェルディにとって下位との一騎打ち、特にリーグ戦が折り返しのタイミングでの下位のアウェイ戦は鬼門となっているのです。


 ロティーナ体制でも打破できなかったこのヴェルディの問題点を打破できれば、ホワイトヴェルディがもう一段階の上に進化できるチャンス。


 ここ2試合で大幅に修正された守備面の課題。しかし攻撃面はまだまだアイディアが必要。今季の要は攻撃だけに、守備に不安を抱えている岐阜相手にも複数得点での勝利は義務付けられている。


 今回のブログのタイトルは、少し前に発表されたSKE48のシングルから引用しましたが、FC岐阜のそばにSKE48と岐阜市民、岐阜サポーターがいるように、ヴェルディのそばには俺たちがいる。 


 東の緑の総力を発揮して、必ず勝利を掴みましょう!