気が付けば降格圏との勝ち点差がわずか「1」に。まさかの崖っぷちの状況です。でもまだリーグ戦は4分の1も終わっていない。


 これまで思うように結果が出ていないチームに対して、厳しい声が出てくるのは仕方ありませんが、こんな時こそチームに対して罵声を浴びせるのではなく、サポーター、選手ともに一つになって最高の後押しをしましょう。


 リーグ戦最初の節目となるであろう10試合目、なおかつ平成最後のホームゲームとなる週末の土曜日の試合、対戦相手はアルビレックス新潟です。


<予想スタメンとフォーメーション>


 前試合の終盤で負傷した陵平の出場は厳しいと予想し、代わりにコイッチが1トップの位置に入ると予想します。レアンドロが復帰しましたが、いきなりのスタメンはないかと。


<KICKOFF/スタジアム>


4/20 14:00 KICK OFF

会場:味の素スタジアム(東京都)

天気予報:晴れ


<アルビレックス新潟の直近5試合の対戦結果>


5 H ●0-1 福岡

6 A ●0-1 徳島

7 H ○1-0 町田

8 A △3-3 岡山

9 H △2-2 山形


 序盤は千葉に快勝するなど好スタートを切り、今季はこのまま突っ走るか?と思いきやここ5試合は1勝2分2敗とやや苦戦しています。しかし2試合連続でATにビハインドの状況から同点に追いつくなど、粘り強さも見せています。


 やりにくいのは前節、昨シーズンの途中からチームを率いていた片淵監督を解任し、スタッフから内部昇格した吉永監督が就任していること。そもそもまだ監督交代するような成績とも思えないのですが、チームの方針ですから致し方ない。監督が変わって心機一転して望んでくるでしょう。


 よってこれまでの戦いはあまり参考にならず、相手のやり方に合わせるより自分たちが積み上げてきたものを最大限に活かす展開が望ましいと思います。


 要注意選手としては昨シーズンJ3でゴールを量産し今季から個人昇格してきたブラジル人FWレオナルドをはじめとした6人のブラジル人選手や乗りに乗っている若手加藤大、また今年もいぶし銀の活躍を見せているベテラン田中達也らに要注意です。

 

<試合展望>

 難しい試合になることは間違いありませんが、今回の相手であるアルビレックス新潟は、これまで一度も公式戦で勝ち星を許していない相手です。


 FC東京、松本山雅、町田ゼルビアといった因縁があるクラブとはまた違うベクトルで絶対に負けられない、そういった相手です。

 

 前節去年のフォーメーションを復活させてことによって見えた光明を、実際の結果に結びつけるためには勝ち点3という確かな結果以外にはありません。


 勝利をつかむために、みんな味スタに集合しましょう!