本日、男子に続いて開幕した女子のプロリーグ、なでしこリーグにおいてヴェルディのファミリーのひとつ、日テレ・ベレーザは3-1でジェフ千葉のレディースチームを下す幸先の良いスタートとなりました。
ベレーザはかつて読売・ベレーザと呼ばれていた時代から、女子のプロチームの草分け的な存在として常に日本の女子サッカーをリードする存在でした。
2009年の経営危機による日本テレビさんの撤退時も、ベレーザは失うことが出来ない財産として、その後も支援がされました。そして現在ではヴェルディファミリーの中で唯一、読売グループの資本が入っているチームとなっています。
一時期の主力の大量退団でチーム崩壊の危機に陥ったこともあることはありましたが、数年をかけてチームを建て直し、昨シーズンはリーグ戦、カップ戦、そして皇后杯(女子における天皇杯)の三冠を獲得し、スタメンどころかサブまでも日本代表選手がずらりと名を揃えるまさにドリームチームとなっています。
J2で苦しみ続けるヴェルディとは完全に明暗が分かれています。
しかしながら、試合を見ればわかりますが、ベレーザのサッカーにもボールを奪いに全力ダッシュ、華麗なパスで相手を置き去りにしゴールを奪う「ヨミウリの血脈」が流れています。
なぜ、ヴェルディはベレーザのように勝てないか。それはチームとしての基盤が弱いからです。
ベレーザは日本一のチームであり、来たいという選手がたくさんいる。ヴェルディにはそこまでの基盤がない。よって選手の質も下がってしまう。
同じサッカーをしようにも個の力量差やそれを上回る様々な戦術の前になかなか勝つことができない。
今ベレーザを率いている永田雅人監督は、将来的にはヴェルディトップの監督候補にも名前が上がる人物です。単にヨミウリの血脈を引き継ぐだけでなく海外でサッカーを学び、その得た知識を現場にも反映させている素晴らしい人物です。
もし日本人がヴェルディの監督を務めるなら、ユースの永井監督か永田監督以外に適任はいないと思います。
今のホワイト監督のサッカーも否定はしませんが、一番の理想はヴェルディの文化であるパスサッカーを全面的に活かして勝てるチームになること。そして魅力を感じた選手たちが全国から集まってくること。
まずはベレーザのレベルに追いつくことが、ヴェルディ復活の鍵なのかもしれません。