期待と不安が入り混じる中で始まった、ロティーナ体制の2018年のシーズン。前の年度は主力複数人が故障する中での苦しいスタートでしたが、このシーズンは幸運にも大きな怪我人もなく、比較的ベストに近いメンバーのスタートとなりました。
そして開幕戦ではこの年のシーズンオフに昇格候補とも言われていたジェフ千葉に2-1で競り勝つ上々のスタートを切り、前年度の降格組の甲府にアウェイで0-0、続く松本山雅に実に6年ぶりとなる公式戦の勝利と、悪くない滑り出しでした。
その後リーグ戦で10戦無敗と粘り強さを見せますが、一方で勝利よりも引き分けが先行する(4勝6分)、うち0-0の無得点でのドローが実に5試合と、守備が安定する一方で攻撃には多くの課題を残していました。
この要因としては、Wアンザイの流出によって攻撃面で仕掛けられる選手が少なくなった事や、正確なセットプレーの技術を持っていた高木善朗が抜けたことにより、チャンス自体が減少したことが大きくあります。
そのため、去年はほとんどしたことがなかった2トップを試してみたり、前が本職の菅嶋をWBで使ってみたり、奈良輪や皓太、林昇吾をウイングで起用してみたりと試行錯誤が続きました。(しかし、後々にこれが活きることになります)
しかし、大宮とのアウェイ戦で0-2の敗戦で今季初の黒星を喫すると、その試合で更に一度筋肉系のトラブルで離脱していたアランの怪我が再発してしまい再度離脱、攻撃の決め手を欠くことが浮き彫りになり、さらに攻撃力が大きく下がってしまいそこから泥沼の4連敗を喫してしまいます。
もう、ロティーナのサッカーは限界ではないのかー。そういった声まで聞かれる事が多くなってきました。
そこから雷雨でまさかの中断となった岡山戦を経て、ホームの愛媛戦で0-0の引き分けに持ち込んだことでようやく連敗は止まりましたが、当時愛媛は残留争いで苦しんでいた上に、守りきったというより相手の攻撃力の無さに助けられたような内容でした。
結果、その月(5月)は1勝も上げられないまま終わり、昇格はおろか残留争いに片足を突っ込んでしまうような状況で、この時点では、「まだシーズンは半分以上残っている」とはとてもポジティブに捉えられない状況でした。
TO BE CONTINUED・・・