このたび、J3のカターレ富山にレンタル移籍していたGK太田岳志が、カターレ富山に完全移籍することが決まりました。
2016年に3年間正GKを勤めた佐藤優也がジェフ千葉に移籍してしまい、手薄となってしまったGK陣の底上げとして、FC岐阜から加入した岳志。
残念ながら、2016年は柴崎とレンタル加入の鈴木涼大(現ガンバ大阪)の牙城を崩せず、ベンチ入りの機会すらほとんどなく終わりました。
続く2017年は、涼大の移籍と当初正GKとして期待された武田が大怪我で離脱したこともあり、内藤啓祐と第2GKを争い半分近くの試合でベンチ入りを果たしますが、柴崎が大活躍を見せレギュラーを1年守り通したため、1年間公式戦の出場はありませんでした。
しかしながら、彼はピッチ外のところで大きく貢献をしていました。それは「ベンチの雰囲気作り」です。
試合が苦しい状況だと、ついベンチの雰囲気も暗くなりがちです。そんな状況では控え選手やスタッフの空気も悪くなりがちです。そういう中で重要なのが、ベンチから声出しなどをして雰囲気作りをできる選手です。岳志は試合に出場出来ないときもそれを行える貴重な選手だったのです。
特に今季の前半戦では、あまりそういった選手がベンチにいなかったことがなかなか勝ちきれない要因にもなっていました。
富山でもなかなか出場機会には恵まれていませんでしたが、そういったリーダーシップを買われての完全移籍だったと思います。
ヴェルディで選手としては活躍できなかった彼ですが、彼が富山において必要とされる存在になれたことが本当にうれしいです。
彼の今後のさらなる活躍に期待しています。