11月20日、悲報が飛び込んで来ました。


 クラブのOBで、十勝スカイアースの代表を務めていた藤川孝幸さんが闘病中の胃がんのため逝去されました。56歳の若さでした。


 藤川さんは中学以降は読売ユースからトップチームに昇格し、そのまま読売サッカークラブを経て、Jリーグ開幕以降もヴェルディ川崎で3シーズンに渡りプレーした生粋のヴェルディ育ち。


 現役時代はPK戦の強さに定評があるキーパーで、Jリーグ開幕後は菊地新吉(現川崎フロンターレGKコーチ)が台頭したため、サブに回ることが多くなったものの、控えGKとして縁の下からチームを支え続けました。


 現役引退後は、チームに残りGKコーチを務めた後は、ヴィッセル神戸やベガルタ仙台のGKコーチを務めた後、2006年には一時プロの世界を離れ甲南大学の監督としてチームを2部秋期リーグの優勝に導きました。その後はセレッソ大阪やアビスパ福岡のGKコーチを歴任、静岡FCを東海リーグで3年ぶりの優勝に導くなど、プロアマ両方の世界で指導者として大きく成功しました。


 そして2015年からは北海道のリープラス株式会社に入社し、2017年からはリープラスが運営している社会人サッカークラブ、十勝スカイアースの代表に就任し、Jリーグ入りを目指して奮闘中でした。


   しかし、藤川さんを突然の悲劇が襲いました。2018年に末期の胃がんを宣告されてしまったのです。

 この突然の悲報に、藤川さんの再起を願いかつて藤川さんが関わったチームのサポーターからそれぞれの試合で激励の横断幕が出されました。


 もちろん藤川さんのキャリアの原点であるヴェルディでもそれは例外ではなく、ラモス瑠偉氏を始めリーグ戦の愛媛戦の前にヴェルディ、ベレーザのOB選手が集まって激励のOB戦が行われました。試合は1-1のドローで、試合後には藤川さんからの熱いメッセージとサポーターからも「頑張れ!藤川!」という熱いエールが送られました。


 しかし、残念ながら藤川さんの再起はかなわず、帰らぬ人となりました。

 自分が物心がつく前に活躍した選手ですので、現役時代の藤川選手のことはよく知るわけではありませんが、藤川さんの経歴、サッカーにおける熱い情熱は色あせない、輝かしいものです。

 

 以前行われた北澤さんや長井ユース監督兼GM補佐の引退試合でも、元気な姿を見せていました。本当に亡くなったということを信じ、受け止めることが辛いです。


 長らくヴェルディとは遠ざかっていたけど、最後に育ってきたヴェルディで、藤川さんを送るサポーターの一人になれたことに感謝いたします。


 週末、ヴェルディが参加する参入プレーオフは、藤川さんにJ1昇格を送ることが出来るチャンスにもなりました。

 

 藤川さんの消えぬ魂とともに、J1の舞台へ行きましょう。


 緑の血の男、藤川孝幸さんよ永遠に・・・