今日はJ1リーグが再開!といってもいきなり平日ナイターからですが。我々にとってはまだまだ別世界。今思えば過密日程になる今年はいなくてよかったかも…そう思うのはこじつけでしょうか。

 まあ、そんなこんなでスケジュールがタイトになってきたので連日の更新です。今日搭乗してもらうのはヴェルディもう一人の林、弾丸ドリブラーにしてWアンザイ二世、林 昇吾選手です。




<選手プロフィール>

・選手名/読み方:林 昇吾 ハヤシ ショウゴ

・背番号:15

・出身地:東京都

・ポジション:DF(SB,WB)

・生年月日:1997/04/09

・身長/体重:166cm/57kg

・所属チーム:東京ヴェルディユース-東京ヴェルディ


<プレー特徴>

 非常にスピードがあり、精度の高いクロスや強烈なボレーシュートを放つ技術を持った選手です。


<林昇吾選手への思い>

 東京都の無名のチームから素質を見込まれてヴェルディの下部組織に編入した昇吾選手。今はプリンスリーグ(ユース世代の全国のニ部リーグにあたるリーグです)所属とはいえ、依然としてクオリティの高い若手選手が多数所属し、各世代の日本代表に選手を送り込んでいることもあり、特にJ2降格以降はなかなか即戦力選手の獲得が難しかったチーム事情もあり、プロ1年目、あるいは高校在学中でデビューする選手も多数います。

 昇吾選手も将来を期待されてヴェルディのトップチーム昇格を掴んだ一人でしたが、決して今までの経歴は順風満帆なものではありませんでした。

 2016年まではリーグ戦で数回ベンチ入りがあった程度で、ほとんど試合に絡めない日々が続きます。

 もちろん他チームでは入団1,2年目の若手選手が試合に絡めないことは珍しいことではないのですが、即戦力として期待されての入団だっただけに、大きく出遅れてしまいます。

 これは、彼の主戦場である両サイドには絶対的な存在であるWアンザイ(安西幸輝=現鹿島アントラーズ、安在和樹=現サガン鳥栖)の二人が君臨していたことが大きな要因であり、実績や経験の面で劣る彼は二人の影に隠れていました。

 しかし、2017年のシーズンより、徐々に彼は頭角を現し始めます。天皇杯のジェフ千葉戦においてプロ初の公式戦出場を果たし、チームは敗れるものの、積極的な仕掛けでジェフ千葉の主力組相手に見事な立ち回りを演じます。

 そして、リーグ戦で数回のベンチ入りを経て大分トリニータとの一戦でプロデビューを果たし、見事強力なトリニータの攻撃陣をシャットアウトし、完封勝利に貢献し文句なしのリーグ戦デビューを果たします。

そしてその後はレギュラー奪回こそ至っておりませんが、2018年からはWアンザイの移籍もあり、何度かチャンスを掴み、鋭いドリブルと強烈なボレーを武器に積極的なプレーで試合に絡んでいます。

 まだ若く伸びしろもあり、Wアンザイの影に隠れていたものの、実は彼らと同等、もしかしたらそれ以上の素質があるのではと期待しています。

 今後のさらなる飛躍に期待です!

次の選手紹介は澤井直人選手です。