よくダメダメな試合の後に「昇格するチームはこんな試合はしない」という声が出てきますけど、私的にはそれ意味あるの?と思います。

本格的にまた追い始めたこの2シーズンのJ2を見ても、一昨年の札幌と清水にしろ、去年の湘南や長崎にしろ言葉は悪いですが「ゴミみたいな試合」は何回も、それもシーズン中あります。
一時期あれだけ無敵に近い強さだった大分さんもポロポロ勝ち点をこぼしています。

結局は結果論なんですよね。
去年と同じくらいの勝ち点で折り返すけど、結局最後に泣いたのは7月、9月の低迷があったからであって。
まずは、切りえて次にいくのがなによりも大事。

さて、試合そのものにフォーカスすると。
幸先よく先制したものの、ミスから1点、セットプレーから1点であっさり逆転。
後半またしてもミスから失点し、相手に引きこもられ交代枠も実らずジ・エンド。

ただ自分が思うに、後半途中からもうヴェルディにとしては、このゲームを「捨てざる」を得なかったのではと。
(まだあの試合のことは触れてないですが)

言い訳に聞こえるでしょうけど、やはり30分とはいえ、中2日、しかも地元に帰れず慣れない地での合宿。それで相手は苦手な四国しかもメンバーにヴェルディキラー原一樹。輪をかけるように劣悪なピッチコンディションと不公平なジャッジ。

きついですよ、これは。
もちろん4連勝で期待もあった中でこんな試合だったから、失望はある。勢いがあるとはいえ相手の出来も完璧ではない。

問題は、この後。
ポジティブなイメージがある岡山との再戦。
7月から泉澤も合流し、さらに新しい仲間も加わる可能性もある。

ここですぐに切り替えられるのが昇格するチーム。それができなかったのが今までのヴェルディ。

この「捨てざるを得なかったゲーム」を次に活かせるのか。
答えは7月の戦いにあります。