とにもかくにも、5連敗という最悪の結果は免れて5月終了です。

 

さて、この試合については思ったことが複数あったので、まとめます。
 
チームに対する疑問
・不可解な澤井の先発起用
福岡戦で菅嶋が先発起用されたように、練習で高パフォーマンスを見せていたのかと思いますが、正直今日の彼はあまりにも守備側に下がりすぎだし、目立って見せ場も作れないまま前半でカルロスと交代。
カルロスが90分出場できないコンディションだったのかもしれませんが、それなら前節それなりにいい動きをしていた佐藤優平をスタメンで使うか、個で勝負できる高井和馬を抜擢すればいいのではと感じました。
 
・戦術面において
おそらくマインド面は問題ないです。
事実、ラスト10分ぐらいは相手にほとんどチャンスを作らせず、一方的に相手を押し込んでいました。
しかしシンプルに打つというシーンは少なく横から回して跳ね返してというシーンが多かったのは、チームとして引いた相手を崩すアイデアが不足しており、セットプレーや個人技頼りになってしまう。
でもそれを活かすには攻撃の軸だったアランが不在なのは痛手となっているので、早い復帰が待たれます。
 
続いてはサポーターの考え方について
①拍手について
まず、不甲斐ない試合だった時に「ブーイング」が正で、「拍手」は悪なのか?
私自身ももちろん、明らかに疑問が残るプレーやジャッジに対しては怒鳴る時もあります(不用意なボールの奪われ方をした時やチャンスの場面でシュートを打たなかった際、あるいはこちらが明らかにファウルを受けていると思われるのに審判が流した時)。
ただ、試合が終わった後、疲弊して選手が倒れこみ、足を攣ってマッサージを受けているのを見ても「彼らは真剣ではなかった」と言えるのでしょうか。
別に個人の主義や主張は自由だと思いますが、「なぜこの結果で拍手なのか」に対して批判する資格が誰にあるのでしょうか。
それよりも選手の健闘をたたえ、次に進む為の力に変えてもらうための拍手やコールではないのでしょうか。
 
②愛媛に対して
まず、下位に沈んでいるとはいえ、その順位は結果論。
岡山や新潟に勝利しているチームであり、大量失点することも少なく、また監督が代わりこれから立て直しを図っているチーム。
それで「下位に引き分けた」結果だけを見て非難するのか?
それで10数試合戦い、千葉、山雅、徳島、水戸と難敵となるチームを倒したサッカーが否定されるのか。
 
これはあくまでも私個人の意見ですが、私には上記のような言動、行動がチームの為になるとは思えません。
 
来週は横浜三ツ沢です。
手ごわい相手、横浜FCですが、このスタジアムでは10年近く負けていません。
ヴェルディが最も力を発揮できるスタジアムの一つです。
今出来る事は今のチームを信じる事。
最後まで信じて後押しを。
それでは。