苦手意識はあるけど、そんなこと言ってられない!
<予想スタメンとフォーメーション>
アランがそろそろ復帰するかもと期待していますが、流石にいきなりスタメンは無いかなと。
前節は潮音がアンカーを努めましたが、トゥ―ロンに去ったので無難にウッチーが復帰すると予想。
問題は他のポジション。
前節は田村と畠中をベンチスタートにして、井林若狭のCBに平を左SB、奈良輪を右SBに回した4バック。
ここ数試合ウイングで起用されていた皓太をCMFに戻し、ウイングに佐藤優平を初めて先発で起用する変則スタメンでした。
前節ボールを支配する時間帯が多かったことをどう判断するかですよね。
個人的には田村をスタメンに戻して奈良輪を左に起用、攻撃陣は優平が去年在籍の高木善朗の役割をこなしてくれることを期待してスタメン続投と予想します。
CBについては、井林は基本動かさないと仮定し。畠中の復帰か若狭を続けて起用するかは分かりませんが、一度ここは若狭でそのまま行ってみていいと思います。
<KICKOFF/スタジアム>
5/26(土曜) 16:00 KICK OFF
会場:味の素スタジアム(東京都)
※開場は13:00。藤川さんの激励試合「juntos num só coração(ジュントス・ヌン・ソ・コラソン)」開催のため早くなっております。
<愛媛FCってどんなチーム?>
1970年に発足した松山サッカークラブを母体とし、1996年にJFL昇格を目指し愛媛フットボールクラブ(通称:愛媛FC)に名称を変更。
2006年よりJ2に参戦。かつてはかの斎藤学が在籍するなど選手の育成能力に定評があるクラブです。
<昨シーズンの対戦成績>
H △3-3 得点者:ドウグラス2、高木善
A ○3-0 得点者:アラン2、カルロス
<愛媛FCの直近5試合の対戦結果>
11 H △1-1松本
12 A ●0-2徳島
13 H △1-1栃木
14 A ●0-2福岡
15 H ●1-2京都
昨シーズンの多くの主力選手がオフシーズンに流出する結果となり、その影響もあってか開幕より苦しいシーズンを送っている愛媛FC。この低迷の責任を取る形で、去年よりチームを率いていた間瀬監督が辞任。後任に好調のユースの川井健太監督を引き上げる形で、先週の京都戦から新体制でスタートしています。
<試合展望>
勝負に忖度など無いのは当然なのですが、試合開始前に行われる藤川さんを激励するためのOB戦の良い雰囲気を崩さない為にも、前節の岡山戦で中断前までリードで終わっているとはいえ、記録上はまだ4連敗となっているだけに、是が非でも勝利を掴みたいこの試合。
一応ポジティブな面を上げると、連敗しているとはいえ、もともと地力のある大宮から、今季好調の町田、金沢に加え首位争い中の山口と難しい相手が続いたのも事実。
GWの連戦では短期間で修正やリカバリーする時間もなかったのか、そのまま悪い流れを引きずってしまいましたが、前半2点リードで折り返した山口戦、相手に攻め込まれる時間が続きながらも耐えて先制した岡山戦と内容は改善に向かっています。
ただ注意するべき点としては、愛媛はまだ間瀬監督から新監督に交代したばかりでスカウティングの材料が少ないということ。
去年のアウェイ熊本戦やホーム山口戦のように、ヴェルディの戦い方はイヴァンパランココーチのスカウティングに依存する部分が大きく、相手が予想外の戦い方をしてきた場合や監督が交代したばかりで判断材料が少ない場合は苦戦しているケースが多い印象です。
よって、ヴェルディにとっては今までの戦術やスカウティングをベースにはしながらも、自分たちのプレー、アイディアを最大限に活かす戦い方をするべきではないかと思います。
何が何でも勝利だった岡山戦前から、一つの形が見えた岡山戦を超えて、再びリスタートできる状態にあります。
今こそ選手たちが自分たちのプレーを、力を最大限発揮できるよう後押しし、全員の力で勝ち点3を掴みましょう!

