仮面女子のメンバーで現在、車椅子のアイドルとして活動している猪狩ともかさんの著書「100%の前向き思考~生きていたら何だってできる!一歩ずつ前に進むための55の言葉~」を先日立川にあるオリオン書房アレア店で購入し読了したので書きたいと思います。
まず、仮面女子・とりわけ猪狩さんのファンの方だったら彼女の事を知ってるはずなのであっさり読み切ってしまうでしょう(笑)。
大事なのは元々マイナス思考だった猪狩さんは何をきっかけに前向き思考になったかというところ。
2016年夏の組閣で仮面女子に昇格出来なかった時彼女はステージ袖で辺りを憚らず号泣したんです。そこで同じユニットのメンバーだった水沢まいさんのかけた言葉が194頁に載ってます。そこから立ち上がり翌年1月の組閣でやっと仮面女子のメンバーに昇格し順風満帆の日々を過ごしていた矢先での事故・・・。
痛い・苦しい、そして不自由なのは本人のはずなのに、ポジティブな事をノートに書き出し発信できていることに本当に涙が出てくる思いになります。
素直に「スゴいな」って。
それしか言えません。
エピローグで本人が仮面女子からの卒業を発表してますが、コロナウイルスの影響で延期になっており現在の段階では未定になってます。そんな中で仮面女子の新曲「ファンファーレ✩」(リンク先音量注意)で初めての作詞に挑戦したのですが、色んな事を経験した彼女の詞は胸に刺さります。
話は逸れてしまいましたが、人生の何かに躓いてる時に読んだら背中を押してくれる、そんな本だと思います。