今回のレースを振り返る | 「我道邁進。」I'll proceed in the most physical, most primitive, and most fetishistic way possible."
GT500クラスのスタートは第1コーナーでの22号車MOTUL AUTECH GT-Rのコースオフ(6号車ENEOS SC430が接触でペナルティ)という波乱で幕を開けたこのレース、ほんの序章にすぎませんでした。そんな中38号車ZENT cerumo SC430のスタートドライバー立川選手がクラッシュやペナルティで脱落していったのも手伝ってぐんぐん急浮上。
GT300クラスは19号車ウェッズスポーツIS350がレースを引っ張るものの1回目のピットの時に1分あまり出られず挑戦権を逃してしまいました。こちらも予選1回目での110号車ボクスターへの接触で予選タイム抹消のペナルティを受けた81号車DAISIN ADVAN Zが猛烈な追い上げを見せました。

残り10周余りでワタクシは38号車がこの段階で4番手だったので「表彰台あるぞ」と思って表彰台の所に向かったのですが3番手ECLIPSE ADVAN SC430との差をぐんぐん縮めてきた2番手リチャード(ライアン)が25号車を抜き去ると思わずガッツポーズしちゃいました。
そのままチェッカーを受けた時、5月の富士とはまた違う感動を味わう事が出来ました。正直表彰台は厳しいと思ってましたが、勝負はやってみないとわからないという事を改めて感じたレースだと思いました。
GTotoの予想で18号車TAKATA童夢NSXの優勝は無いと思ったのですが昨年(2位)の雪辱を見事に晴らしましたね。
…しかしあの件が無かったら38号車は…などと「れば」「たら」は言いません。あの追い上げが見られただけでも嬉しかったです!