なにわ赤バイク ~日本全国放浪記~ -10ページ目

2012年5月19日 引っ越し&引き渡し

とうとう、その日がやってきた。

新築の家へ引っ越しの日である。

4月からこれまで、弘前のアパートから毎日青森へ車通勤。

それもやっと解放される。


さて、転勤が決まってから少しずつ家のものを整理。

特にまりもと暮らし始めてからの3年半で増えた荷物をじっくり吟味。

不要なものをバンバン売ったり捨てたりした。

かなり家財はすっきりした。

減らしたところで少しずつ荷造りし、引っ越しに備えてきた。

この3年半、いろんなものを買ったものだ。

そして、この5年間、このアパートで色んなことがあったなぁ。

結婚、出産、などなど人生の大きなイベントを迎えた思い出の場所。

ここともお別れです。そう考えると壁のシミや床の傷もいとおしい。


19日。冷蔵庫は昨日から空っぽ&電源OFF。

朝食は外食で済ます。テルご機嫌アップ音譜

そのまま黒石の保育園へテルお預かり。テル激怒ダウンむかっ

弘前へ戻る。最後の荷物を段ボールに詰める。

9時、引っ越し業者さん到着。ここから怒涛のごとく荷物搬出。

みるみる・・・とは言えないが部屋がどんどん空になる。

ここはこんなに広かったのね。


けっこう押して終了は11時半。その後不動産屋さんの立ち会いを終えるともう12時。

13時には青森で引き渡しだ。急げ。

高速で青森へ。昼食はコンビニおにぎりで済ます。


12:45、現場到着。

なにわ赤バイク ~日本全国放浪記~

初公開。これがまっくす家の新居かつ終の棲家(ついのすみか)です。

軽量鉄骨造合金メッキ鋼板ぶき2階建て。総2階4LDK。無落雪フラット屋根。

ご覧の通り周囲に隣接する建物が(今は)なし。


Dハウスさんが待っていた。

急いで引き渡しが始まる。その前に?

なにわ赤バイク ~日本全国放浪記~

テープカットとかするの? いいよぉ(照)


テープカットののち鍵の引き渡しを急いでする。

もう引越し屋さんが待っている。

13:15、引き渡し終了。引っ越し後半戦開始。

てきぱきと片付き、何とか日が暮れる前に終了。

今夜風呂に入って寝れるだけの最低限の荷ほどきをする。


そして17:30、急いで黒石へ。

テルはご機嫌に遊んでいたそうです。

じぃじ、ばぁばと5人で引っ越しの会食をする。

その後、青森へとんぼ返り。


新居へ着いたときはもう20時過ぎだった。さあテルさん、新しいうちですよ。

半分眠いテル、ご機嫌斜めで衝撃発言。

「ここいや、おうち、かえる~~~(泣)」。

うぐっ、喜んでくれると思ったから両親ちょっと凹み気味。


しかし家の中のマイおもちゃを見つけてご機嫌取り戻す。

そそくさと入浴。時間遅いから3人同時に入るが、入れるほど広い風呂だね。

そして2階の寝室で就寝。

・・・

・・・

疲れているのに眠れないよ?

慣れてないからな。どこかのホテルに泊まっている感じだ。


翌日、4時半には煌々と差し込む朝日で目覚めてしまった。

こりゃ落ち着くまで疲れが取れないなぁ。


しかしまっくす家、落ち着く間もなく次のイベントが待っているのだった。




2012年5月17日 本日のメシ「ザーチーハン」新町2丁目のレストラン

登記は昼休みを利用して用を済ましている。

青森市の法務局は長島にあるので、昼休みになると同時に車で向かう。

用が済んだらお昼を食べて帰る。この近所だと、前にも紹介した新町2丁目のレストラン か。

まずはジャンボカツ丼を注文。850円。
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おおっ! この器はこんな村ラーメン館 と同じものではないか!
ということは同じ量…。強敵。

しかしカツのボリュームはこんな村に軍配。

意外と食べられました。


後日。

メニューには載っていない「ザーチーハン」なるものを注文。800円。

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ほう、鶏肉がどんと載ったワンプレートだ。フォークで食うんですか。

なかなかうまい。辛くない。

目玉焼きとナポリタンが付いている。


このほか食い倒れ系はカツカレーがあるらしいが却下。おすすめはやはりトルコライスかなぁ。




2012年5月17日 本人登記 2

前回、相談コーナーで思わぬ大幅訂正させられた表題登記。

今日はOKもらって提出までこぎつけたい。

書類はそろえた。具体的には

①申請書副本 要はコピー

②建物図面 これが一番難しい。しかも専用の用紙にプリントする。

③各階平面図 ②と同じ紙に印刷 

④所有権証明書(原本還付) 後述

⑤住所証明書(原本還付) 住民票で可。しかし新住所に移転済みであること。

④の所有権証明書は、ハウスメーカーに用意してもらう。

・「建築確認通知書(確認済証と、確認申請書 第一面~第五面)」
・「建築工事完了引渡証明書」
・「ハウスメーカーの印鑑証明」

以上を用意してもらっている。


さあ、相談コーナーのおっちゃん、どうよ。

「これじゃあ全然ダメですねぇ」えっ

曰く、図面の縮尺が正確でない。曰く、壁の各辺に長さ表示しろ。

曰く、原本還付の記名と押印がない。曰く、引渡証明書に記入がない。

曰く、確認申請書は綴じて各ページに割り印しろ。などなど。

てめぇ、この前は言ってなかったじゃないか~!

「そもそもなんで司法書士に頼まないんです? あなたにできるんですか?」

くっそ~、お前ら司法書士と結託してなるべく本人登記させまいとしているな(←被害妄想)

面白い。ぜってー登記完了させてやるわ!


かくして戦いの火ぶたは切って落とされた。


2012年5月15日 本人登記 1

大きな買い物をする際、いろいろと法的な手続きが要る。
そして多くの場合、煩雑さを理由に代行してもらう。
車を買う時の車庫証明などがそれだ。
コストを抑えるためにはまずここをカットし、自分で手続きする。
じゃあ家を買うときは何ができる? 一つできるとすれば登記費用か。


家を買う際の登記?
通常、住宅を購入する際は住宅ローンを設定する。
そのためには抵当権設定のための登記が必要になる。
抵当権設定登記をする際に必ず必要になるのが、所有権保存済みの登記申請書
新築家屋が自分のものであると法的に証明するもの。
そしてこの登記(保存登記)を発行してもらうためには、建物表題登記が完了していなければならない。
図面を描き、申請書も作る必要がある。
この二つの登記は、土地家屋調査士や司法書士に作ってもらうのが普通だが、手数料がかかる。
今回は、これを本人でやってしまうことに決めた。10~15万ほどのコストカットが可能だ。
自分で行うのは表題登記保存登記の2つ。
抵当権設定登記は巨額の金が絡むため、失敗したり遅れると関係者に迷惑をかけることになるため、
専門家(司法書士)に任せたほうが無難。


順番としては、

表題登記(本人登記)
 ↓
保存登記(本人登記)
 ↓
抵当権設定登記(司法書士)
 ↓
ローン実行
 ↓
ハウスメーカーとの決済
 ↓
引渡・引っ越し


なお、本人登記をするにあたって、ここ を大いに参考にさせてもらった。


基本は引き渡しの2カ月以上前から始めていないといけない。
しかも、ハウスメーカーによっては本人登記を嫌がるところもある。
Dハウスさんは快諾してくれた。
しかも引き渡し後から始めてもいいようにスケジュールを組んでくれた。


まずは表題登記と図面を作成する。
一度、法務局に向かい、表題登記の見本をもらってくるといい。
それとハウスメーカーの仕様書を見ながら申請書を書く。
図面が一番難しい。これも仕様書を参考に描く。
まっくすの場合、平面図をスキャンし、エクセルに縮小して貼り付けた。
それにならって描画しました。


で5月15日、法務局へ行って作成した申請書を相談コーナーで見てもらった。
OKならすぐ提出するつもりだったが。
細かい訂正指示がいっぱい出た。うむ。
曰く、物置も図面に入れよ。曰く、面積はいったん小数点第4位まで出せ。
などなど。


細かいなぁ。まあ1回見せておいてよかった。
指摘箇所を直して、提出は明日に延ばすことにする。

2012年5月13日 Cycle Aid Japan 2012(Stage1 南下ルート)

3月ごろ、何気に新聞を読んでいたらこんな記事が。


サイクリングで観光地復興PR

  本県など6県走行

    自転車協会5月中旬

 社団法人自転車協会は5日、東日本大震災の被災地を自転車で走り、

観光地の復興をアピールする市民参加イベント「Cycle Aid Japan 2012」

の実施概要を発表した――云々。


一般人が参加できる自転車のイベントか。

青森からの南下ルートと千葉からの北上ルートがあり、各ステージが100キロ弱。

最後は仙台でゴールと。青森(浅虫)―弘前のステージがあるのか。85キロ。

参加してみようかな。

大阪時代、100キロ走っていたしいけるでしょ。

問題は新しいロードに1回しか乗っていないことだ。

長時間の前傾姿勢と硬いサドルに耐えられるかだが。

楽観主義者のまっくす、あっさり参加表明。


前日の12日、試運転立ち会いの前に浅虫へ向かい、知り合いの旅館に自転車を預ける。

そして当日。晴れ。よし。

7時の電車で青森へ向かい、青森駅から青い森鉄道へ乗り換え、浅虫温泉駅へ。


なにわ赤バイク ~日本全国放浪記~

ちょっと肌寒いね。海風があるし。

預けた自転車を受け取り、コンビニで買ったおにぎりを3個頬張る。

浅虫海釣り公園へ。ここがスタート地点だ。

ゼッケンをもらい、装備チェックを受ける。

今日の参加は100人ほど。スタートは各自で決まっていない。

レースではなく、あくまで楽しく完走しましょうという趣旨だからだ。

大多数は8時に出発したらしい。うちらはほぼしんがりだ。

9:00、スタート。


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何台かでまとまってスタート。みんな気合入っている格好だ。

俺はヘルメットはしているものの服装がカジュアル。

靴も普通のスニーカーだし。


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本日のコースだ。浅虫から海岸線沿いのルートを走り、青森市街を縦断。

三内丸山遺跡の駐車場で休憩。

そこから国道7号を南下し、途中から大釈迦のヒルクライム。

そのまま田舎道を走り、つがる富士見湖の駐車場でまた休憩。

ここから岩木山の尾根を回り込む格好で弘前を目指し、弘前城でゴールとなる。


浅虫から旧国道を市街に向けて走る。ちょっとした上りでみんなひぃひぃ言ってる。

俺より初心者が結構参加してるね。越させてもらいます。

一人抜け出してマイペースで走る。青森市街に入り、ベイブリッジを走る。

そののち内陸に進路を変え、三内丸山遺跡へ。

10:30、三内の第1エイドステーション到着。


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ここでは無料で水が補給でき、バナナやバーチョコ、エネルギーゼリーなどの補給食がもらえる。

ちょっとだけ休憩して出発。今日は調子いいな。


何台か自転車を抜いていたら2台の自転車に抜かれた。この2人速いな。

頑張ってついていく。


なにわ赤バイク ~日本全国放浪記~
前を走る白シャツを「青ヘル」、後ろの黒シャツを「ニッサン(NISSANのロゴパンツ着用)」と勝手に命名。

遅い自転車と速い自転車を分けるのは、シューズ。

速い人たちは「クリート」と呼ばれるバインディングで靴とサドルを固定する。

こうすれば踏むときだけでなく足を引き上げる時もトルクを加えられる。

スニーカーのまっくすはこれだけでハンデだ。


青ヘルとニッサンのバトルが続く。まっくすはじりじりと離されていく。

梵珠の峠ではまるっきり姿が見えなくなった。だめか。

まあここまでよく付いてきた。ちょっとオーバーペースでした。マイペースで走る。

すると大釈迦の交差点で信号待ちしている2人に追いつく。長い信号につかまってたか。

しかしここからは本ルート最高峰の大釈迦峠。ヒルクライムステージだ。

ニッサンが飛ばす飛ばす。青ヘルやや遅れる。まっくすそれを後ろから見続けるw

峠の頂上に着いた頃にはニッサンの姿は見えず。

青ヘルがはるか遠くにいます。


とりあえず下りを楽しんだ後、細い農道を走る。

と、はるか遠くにいる青ヘル氏、いきなり転倒!

うお。痛そう。クリートでシューズ固定してるから受け身取れないし。

大丈夫ですか?

「あ、大丈夫っす」

うへ、ひじをべろっと擦りむいてるし。係りの人呼ばなくていい?

大丈夫とのことなのでそのまま置いていく。お大事に。


12:30、第2エイドステーション到着。

さすがにオーバーペースがたたり、ばててきた。

補給食を多めにいただく。

しかし長く休む癖がなく、10分ほどで出発。

大釈迦越えたしもう辛いとこはないだろう…と思ったら大間違い。

岩木山の尾根をトラバースする格好の道を走るので、アップダウンの連続。

上って下りてできりがない。

「こんちは」。あ、ニッサンだ。こんちは。エイドステーションで越していたか。

あっさり越され、すいすいと離される。どうぞどうぞ。

というかこちらは左脚がつりそうな予感。だましだまし走る。

できるだけ楽な姿勢を試行錯誤。

そうこうしているうちに弘前市街へ入る。

そして14:00ゴール!


なにわ赤バイク ~日本全国放浪記~
ゴール地点へはなぜか自転車を押して歩かされる。

感動もへったくれもないw


なにわ赤バイク ~日本全国放浪記~
完走者にはおにぎりとリンゴ、津軽の伝統料理「けの汁」が振る舞われる。

ふぅ~~染み渡る!


85キロを5時間で完走か。意外と速かった。

とりあえず家に戻りシャワーでさっぱりしました。


次の日、筋肉痛はなかったが腰がえらいことになっていた。前傾姿勢はつらいっす。

走行距離85キロ。