最近、楽天モバイルの電波関係をフォーカスしたブログを書いていますが、自分でも疑問点を感じることがあったため、今回は楽天モバイルの電波にフォーカスしつつも、裏側の目線で考えてみようと思います。

 

2019年に楽天モバイルが携帯電話事業に参入し、キャリア(MNO)を目指すために、独自でアンテナ基地局を設置していくところからスタートしたのは記憶に新しいところ。

ゼロからのスタートのため、参入当初は「つながらない」という声が圧倒的で、携帯電話参入時ののJ-PHONEや創生期のソフトバンクなどを思い出します。

そこから足掛け5年。プラチナバンドも獲得し、更にキャリアとして財務状況改善を目指す勝負の年。YouTuberやブロガー、コラムニストを筆頭に「楽天モバイルの電波改善」について紹介され、認識としても「楽天モバイルはつながるようになった」という印象になりつつある昨今。

 

配信者さんたちも、「楽天モバイルつながらないって言ってる人、ホントに楽天モバイル使ってますか?」という声も聞こえるなか、

私は「楽天モバイルを使っていて、つながらない場面も多々あります」というユーザー。ホントつながらないですよ。使ってますよ。

 

※例

 

私の環境や使用したトラブルなどは過去のブログにも記載の通りですが、その電波について考えるところもあります。

 

私の職場は「ドコモの電波が非常に悪く、楽天モバイルの電波が非常に強い」。

一方、仕事で行く出張先の山間部や沿岸部は「ドコモの電波が強く、楽天モバイルの電波が非常に悪い」。

 

これからわかるように、「携帯電話の電波感度については利用者の環境に左右される」というのは明らかで、私に限らず、都市部ではない地域に住んでいる人も「病院(建物)の中に入ると電波がつながらない」とか「山の中に入るとつながらない」というネット記事やXのポストも見かけます。

つまり、「生活圏内が楽天モバイルの電波がつながるところだけであれば、楽天モバイルの電波の弱さに気づかない」し、「生活圏内で楽天モバイルが電波がつながらないところがあれば、楽天モバイルの電波の弱さに気づく」ということ。

おそらく「つながらないことはない」と言う配信者さんは「つながらない地域に行っていない」のでしょう。

 

もちろん、これはドコモ、au、ソフトバンクであってもどこでもあり得る話。

 

ちなみに、楽天モバイルに乗り換えた人のレビューでよく見かけるのは「楽天モバイルの電波がつながらないというネットの声が多かったから変えるの心配だったけど、電波は全然問題なかったです!」というレビュー。

 

おそらく、その人の生活圏内では電波が安定しているんでしょう。きっと基地局からの距離や数の環境によって「電波がつながらない」という状況下にはいないのでしょう。

 

それが答えです。

 

ドコモ、au、ソフトバンクが「つながって当たり前」という世界になっているからこそ、その3社がつながりにくかった約30年前の時代と、現在の楽天モバイルの電波が「つながりにくい」時代が重なり合っているんだと思っています。

 

そう考えると、数年もすれば楽天モバイルも既存3社のようになるでしょう。それが今なのか、未来なのかの違い。

ソフトバンクの勢いを見ていれば、楽天の底力なんて想像は簡単。撤退することなく、必ず赤字を解消し、第四のキャリアの地位を確立するはず。

 

楽天モバイルの電波が入る入らないは利用者の環境に左右されるという至極当然の事。

 

私にとっては、「今じゃない」。

 

つまりそういう事です。

 

 

 

irumo ahamo eximo