本日、日本通信より、データ通信専用の「b-mobile S 190PadSIM X」(190PadSIM)について、eSIM版を5月15日から提供するとのリリース。
通話機能を持たないデータ専用SIMで、1GB209円(税抜き190円だからこのプラン名なのでしょう)というサービス。


このプランは既に物理SIMでのサービスが提供されていますが、今回新たにeSIM版の提供が始まるというもの。
従来の物理SIM版ではドコモとソフトバンク回線が選べたのに対し、eSIM版はドコモ回線限定の対応となる点に注意。
通話SIMで人気の合理的シンプル290プランと似ているようですが、こちらのサービスは「データ専用」。つまり通話はできません。
公式もiPadなどのタブレットの使用を想定している模様。


ちなみに、格安SIMあるあるでもある、「低速通信後のさらなる速度制限」に関しても言及されています。
※以下、公式サイトより

・30GBまでデータ量を設定できる(1GB追加ごとに209円)
・設定上限以上使用した場合は低速度制限になる
・低速度制限になっても低速度で使用可能
低速度制限時に直近3日間の通信量が360MB以上になると更に速度制限がかかる場合がある

 これです。
元々、公式も低速度制限時の通信速度時と、さらなる速度制限時の詳細な速度を公表していません。
そして、低速にするかわりにデータ通信量を使用しない「低速モード(節約モード)」も展開していませんから、
完全なるデータ専用SIMとして、使用するのが前提のSIMでしょう。
そして、1GB追加設定する際、209円発生することから2GBなら418円、3GBなら627円、4GBなら836円、5GBなら1045円。
これがiijmioのデータ専用プラン、2GBなら440円、5GBなら660円。
つまり、このサービスを契約するなら2GBまでです。3GBを選んだ時点でiijmioより高くつくことに要注意。

あくまでもWi-Fi環境下で使用する前提の格安SIM(格安スマホ)としか考えられない。

eSIM限定という点にもご注意を
興味がある方ぜひ。

私は契約しません。