災害が起きた時、携帯各社の被災地機支援の対応というものが報道されると感じることがある。


全てが掲載されているわけではないが、ドコモ・KDDI(au)・ソフトバンク・楽天モバイル、

各社の対応がまとめられています。


おおよそ、「スマホ修理費の減免」や「支払い期日延長」などがそれにあたりますが、

注目すべきはドコモの「災害時データ無制限モード」の実施。


被災地での情報収集のために、データ通信量を気にせず利用するために提供されるサービスのこと。

・利用可能データ量の上限に到達しても速度制限がかからない。

・料金段階型プラン(ギガライトなど)では、災害時データ無制限モード適用時までの料金段階でカウント停止。

・速度制限が実施されているユーザーは制限が解除される。


これを実施しているのはドコモだけです。


ドコモ光の「固定回線」では、

・利用できない期間(適用解除されるまで)の料金が無料。

・ドコモ光の解約費用の免除(利用できる期間の利用料金は日割り計算)

・ドコモ光の機器の無償提供(災害で破損、故障、紛失した場合)


スマホのような「移動できる通信機器」とは違い、自宅での利用が「固定される通信機器」のため、

違いがあるのは明確です。


ネットやブログでは、

「データ無制限モードなんてせずに、スマホの料金自体を無料にすればいいじゃないか」

という声も見られましたが、

自宅で利用できない固定回線とは違い、災害が起きた後、外出先でも利用できるスマホを「無料にしろ」は、

さすがに乱暴な考えかなと思っています。


むしろ、段階料金カウントを撤廃してくれただけでもすごいこと。

停止してしまった電波を復旧させたり、安定した通信環境を提供してもらうためにも、

スマホの料金は有料でかまいません。


今日も復旧作業に従事している方々もいらっしゃるかと思います。


どうぞご安全に。


irumo ahamo eximo