先日の楽天のSPU変更について、「改悪だ!」と騒ぎ立てる人も多くいましたが、

「楽天モバイルユーザーは恩恵を受ける」ということから、

楽天経済圏にどっぷり浸かっているユーザーは大きなマイナスとなる報道は記憶に新しいところ。

 

 

今度は、ドコモ経済圏において変更点がある旨の発表がありましたね。

 

 

ドコモは、毎月の携帯料金に応じて貯まるdポイントの付与条件を

2024年1月利用分から改定すると発表。

これでも、「dカードGOLDの改悪だ!」と騒ぎ立てている人が散見されましたね。

 

 

具体的には、

・dカードGOLD保有者であるにも関わらず、支払手段としてdカードGOLDを設定せず、他社カードを設定している場合は、ポイント還元率が10%から1%に減少。

・dカードGOLDもレギュラーdカードも保有せず、dポイント利用者登録もしていなければ還元率は0%に。

・一括請求グループの代表回線がdカードGOLDやレギュラーdカードを保有していて、携帯料金をdカードGOLDやレギュラーdカードで支払っているが、

一括請求グループの子回線利用者がdカードGOLDやレギュラーdカードも保有しておらず、dポイント利用者登録をしていないグループの子回線の利用者は、

(例として父親が一括請求の代表回線で、子供は子回線利用者とするイメージ)dポイント利用者登録をしていなければ還元率は0%に。

→ここがわかりにくいが、親がdカードGOLDやレギュラーdカードで支払っているのに、

 一括請求の子回線である高校生の子供がそれらのカードを持っていない(持てない)かつ、dポイント利用者登録もしてない。と還元率が0%(ただ料金を支払っている)

 

この辺が「還元率減少」から理解できる「改悪」と判断です。


これまでは、dカードGOLDを保有ユーザーは、

カードを保有しているだけで携帯料金に対して10%のdポイントが還元されていましたが、特に支払い先のカード会社の縛りは有りませんでした。

しかし、よく読むと。

私は全く影響がありません。

「改善」はしませんし、「改悪」もしません。

 

つまり


dカードGOLD保有者で、支払い元をdカードGOLDに設定しているため、

何も変更することなく、現在と同じ特典を受け取れます。

全く影響がありません。

 

 

正直、数字だけ見れば、いくつかの条件でマイナス要素はありますが、

ドコモユーザーはdカードGOLDを持って、dカードGOLDで支払いましょう。

そういうことですね。

楽天モバイルの考えと一緒のようなものです。

 

騒ぎ出すほどのことではありません。

 

むしろ、ドコモ側がレギュラーdカードの還元率を下げ、dカードGOLDを現状維持し、

優遇措置を取る「次のステップのプレミアムなdカード誕生の布石か」と。

 

最後に書きますが、これは「eximo」と「irumo」利用者向けであって、「ahamo」利用者向けではありません。

 

よーく報道発表を読んでみましょう。