マキシマイザーエックスです。
「睡眠のサイクル(周期)」を知る
昼寝をするなら午後3時までにしましょう。
睡眠の質というのは睡眠時間の長さや、
夜中に目覚めた回数とは、あまり関係がありません。
睡眠というのは、脳が完全に休むノンレム睡眠と、
体が休んで脳をメンテナンスしているレム睡眠からなります。
さらに、ノンレム睡眠は浅い睡眠と深い睡眠に分かれます。
まず寝つくとすぐ現れるのが浅いノンレム睡眠です。
時間とともにノンレム睡眠が深くなり、もっとも深くなると
今度は浅くなってきます。
浅くなったノンレム睡眠に続いて、レム睡眠が始まります。
このノンレム睡眠とレム睡眠の組み合わせを、
「睡眠のサイクル(周期)」と呼びます。
この睡眠サイクルを繰り返すうちに、深いノンレム睡眠が
少なくなり、起きる時間に向けて浅い睡眠が増えてきます。
逆にレム睡眠は、明け方から早朝に多くなります。
浅いノンレム睡眠がしばらく続いたあとに目覚めときは、
スッキリ目覚め、起きてからも気分が爽快です。
ところが深い睡眠のときに目覚ましが鳴ったりして
無理やり起こされると、寝起きが悪く、嫌な気分が
一日中続いてしまいます。
そして日中の睡眠が長くなると、今度は夜に眠れなくなります。
理由は、日中に30分以上眠ると深いノンレム睡眠をしてしまう
ことになるので、今度は夜の睡眠に影響を与えます。
ですので昼寝は、30分以内にしましょう。
毎日30分以内の昼寝をとっていると、認知症になる確率が
5分の1に減ったというデータもあるくらいです。
そして、遅くても午後3時までに昼寝をするようにしましょう。
それ以上遅い時間に昼寝をするとメラトニンの分泌が遅くなり、
夜の睡眠の質を悪くするのでやめておきましょう。
日中の仮眠で気持ちよく起きるのにおすすめなのは、
昼寝する前にカフェインが含まれた暖かい飲み物を摂取すると、
ちょうど30分くらいで効いてきますので、より寝起きがすっきりします。
もちろん寝過ごさないようにタイマーを使うのもいいでしょう。
音が出るのがマズイという方は、バイブレーション機能のついた
タイマーがオススメです。
これは、電車でウトウトして降りる駅を乗り過ごす防止や、
決まった時間に出かけるといったときでも、時間を気にせず
集中して勉強や作業ができますので、とても便利です。
マキシマイザーエックスでした。
