電池が届きましたので交換します。

基準位置▶︎0◀︎にしていますが全く合っていませんので後ほど設定します。作業前に手を石鹸でよく洗い油脂分をとっておき、窓枠に手をあてて静電気を逃しておきました。



裏蓋はこんな感じで開けてます。アテッサは溝が5穴なので上手に力をかけて回します。良い子は真似しないでね。



蓋が空きました。電池には押さえの部品がついています。これを外して電池を外します。ショートさせないように全て爪楊枝で作業しました。

古い電池は2.37V、新品は2.47V、電圧は0.1Vの差ですが古い電池は電力が必要な操作を行うと途端に電圧が下がるようでまともに動きません。新品にしたらサクサク問題なく動作しました。



電池のはまっている周囲の右の所、穴が開いてます。ここに電池のタブを上手くはめ込み、押さえ金具を付けて交換完了。裏蓋のはめ込み時にOリング面に薄くシリコングリス塗っておきました。


さて、基準位置が相当狂ってましたのでマニュアルに従って位置出しをしました。これが正しい基準位置で、時刻は12時、日付は31と1の中間、曜日は月曜日です。



その後、TMEにしますと基準位置から現状のズレ分表示になります。このように基準位置がズレていると電波受信をしても正しい時を表示しません。ここで手動の強制受信を試みます。



操作をすると秒針が0秒位置のRXに止まり、暫くすると9秒位置のMを指して良い状態で電波受信している事を教えてくれます。そして受信完了すると



と動いて、時間と日付、曜日を合わせてくれます。オリエント時計(1秒進み)と同じ時刻を指し示しています。



ついでにパーペチャルカレンダーの確認。

CALの位置に合わせて55秒の位置、これは閏年(2024年)の11月を表していますのでOK、これで2100年まで日付は正確に表示されます。



全ての懸念事項は無くなり、気持ちよくシチズンアテッサ時計を利用できるようになりました。尚、ベルトですがバックル部で3+3mmほど2段階調整ができ便利。

腕に着けてみると良い感じ、素敵です。