まきしま日記~イルカは空想家~ -14ページ目

まきしま日記~イルカは空想家~

ちゃんと自分にお疲れさま。

俺の学生時代、90年代から00年代にかけては女性歌手の隆盛期であった。華原朋美さんや浜崎あゆみさんなど、様々な歌姫が登場し活躍した。しかし嘆かわしいことに今、彼女らが劣化した芸能人としてネット上で嘲笑の的になっているのだ。

 

かつて昭和の時代、アイドル歌手はトイレにさえ行かないと語られていた。そのような過度な神格化の風潮は幾分弱まったが、それでも一部の人たちは芸能人は永遠に老化しないと勘違いしているのではないか。如何に容姿端麗でもDNAレベルで見れば、彼女らは私たちと何ら変わらないホモサピエンスである。ならばその美に向けた努力は大いに称賛されて然るべきだろう。

今やコーラと言えば、ペットボトル売りがすっかり定番である。缶コーラなどほとんど見かけない。しかし40を過ぎたこの身に、500ミリボトルの一気飲みはかなり厳しいのだ。

 

例えば市販のビールは、銘柄だけではなくサイズも実にバラエティに富んでいる。通常の500ミリ缶や350ミリ缶に加えて、最近では250ミリ缶や135ミリ缶まで並んでいる。しかしそのような涙ぐましい企業努力をしなくても、清涼飲料市場は大盛況なのだろう。コカ・コーラ社よ、もっと苦労しなさい。

回転寿司の主役と言えば、昔も今もマグロである。しかしいつの間に2番手はサーモンになったのだろうか。俺はマグロの代わりが務まるのはカツオだと思うのだが、確かにマグロと比べてしまうと、カツオはどうしても劣化版の感が否めない。

 

そしてラム肉も立ち位置がカツオに良く似ている。牛肉さえいなければ、ラム肉は焼肉の主役になれただろうに。

早いもので、2023年も残り半月である。しかし年末の実感が一向にわかない。なぜなら今年は秋が来なかったからだ。

 

夏が過ぎても残暑は延々と続き、秋服にもほとんど袖を通さず、サンマもスーパーで見なかった。それなのにいきなりメリークリスマスと言われても、ケーキだチキンだ宅飲みだという気分にはどうしてもなれないのである。皆さんはいかがだろうか。

先日俺は、ABEMAで東京リベンジャーズを観ていた。そしてふと思ったのだ。このような非行を容認する作品は、青少年の人格形成に何かしらの悪影響を及ぼし得るのだろうか。

 

俺自身は漫画やアニメといった創作物が不法行為者を育むとは思っていない。やる奴はサザエさんを観たってやるだろう。しかし美少女アニメが性犯罪者を生むという主張があるのなら、同様に不良アニメが暴力犯罪者を生むという主張がなければそれはアンフェアであり、差別的風潮とも言えるのではないか。