フィクション作品内で描かれる婦女暴行と児童虐待について | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

この世界には俺が大嫌いな四字熟語が2つ存在する。1つは婦女暴行、もう1つは児童虐待である。

 

小説にもドラマにも疎い俺は、フィクション作品といえばアニメくらいしか観ないのだが、アニメ作品において婦女暴行シーンが描かれることはほとんどない。また描かれたとしても、それが非倫理的行為であることを明示した上で、極めて慎重に扱われる。

 

しかし同様の配慮が、児童虐待に対しては全く為されていないように思える。アニメ作品において児童虐待は、さもありふれた行為であるかのように描かれ、それが非倫理的行為であるととりわけて強調されないこともしばしばだ。正直に言って、俺にはそれが不快でならない。

 

婦女暴行も児童虐待もそれが現実に起こっている以上、そのような問題から我々は目を背けてはならないだろう。しかしだからと言って、それらを軽々しい気持ちで題材としてフィクション内に用いるべきではないと、俺などは思うのである。