俺の入院していた内科病棟はどういう訳だかじいさんばかり!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

既述の通り、俺は少々胃を患い地元の総合病院に1ヶ月ほど入院していた。さて、俺の入院していた内科病棟はどういう訳だか年寄りが多かった。男女別々の病棟なのだが、ざっと男性病棟の入院患者は40人ほど、38歳の俺は歳で言うと下から数えて5本の指に入り、半数近くが60歳を越えていた。歩行介助、排泄介助が必要な患者さんも多く、もはや病棟なのか老人介護施設なのか分からないほどだ。

こうも見渡す限りじいさんばかりだと、正直何かと厄介なことも起きてくる。(1)皆肛門が緩い。要するにどいつもこいつも、どこでもかまわず平気で屁をするのだ。病室でもブーブー、食堂でもブーブー、中には勢い余って屁だけじゃ済まず…自粛。(2)水道の使い方が汚い。なぜじいさんというのは、うがいの時だけあんなにも猛々しいのか。歯磨きに行くと先に歯を磨いていたじいさんが雷鳴の如くガラガラビッシャン、飛び散る水滴やら食べかすやら何やら…その水道、この後俺も使うんだが。

だがそんなことはほんの些細なことだ。俺が本当に許せなかったのは(3)食堂のテレビで日曜『サザエさん』は観るくせに金曜『ドラえもん』は観ない。これはドラえもんファンまきしまとしては断じて見過ごせない。『ドラえもん』も知らずして何が日本男児だ年長者だ、ふざけるな。まだそこらのほんの5歳の子供の方が、よっぽど日本のアニメ業界を大衆娯楽を産業経済を理解しとるわ。それこそ小児科病棟からやり直して来んかいボゲェ。