吉本のパワーバランスが露呈!今や芸能界の頂点に君臨するのは松本人志である!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

吉本所属芸人の一連の闇営業問題、その不誠実極まりない対応について、22日岡本昭彦社長が謝罪会見を行った。その歯切れの悪さに業界内外から非難が殺到したのだが、俺が気にかかったのは今回の件に吉本最大の大物・明石家さんまは一切ノータッチ、同氏に会見を促したのがダウンタウン松本人志であることだ。しかしそれもそのはず、岡本社長及び大崎洋会長はダウンタウンの元担当マネージャーだったのだ。

芸能事務所として業界最大手はジャニーズ事務所、それに次ぐのがこの吉本興業だ。特にバラエティ番組においては、もはや吉本所属タレントなくしては成り立ち得ない。そのトップに唯一直接意見できる発言力を有するのが松本人志だとしたら、事実上、今や芸能界の頂点に君臨するのは松本人志であると言っても過言ではないだろう。

ビートたけし、明石家さんま、タモリ。いつかは誰かが終わらせなければならなかった、お笑いBIG3の30年に渡る長期政権。確かにその最右翼がダウンタウンであったことは間違いない。しかし本来、世代交代とは純粋に人気や芸の実力によってなされるもの。それがこのような見苦しい不祥事によってパワーバランスが露呈する、これほど後味の悪い代替わりはそうそうあるまい。