小説家になるための最低条件とは何か!?それは書いて書いて書きまくれることだ!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

気付けば平成が終わっていた。何かそれらしいことを書けば良かったかとも思うが、皆さん、令和も当まきしま日記をよろしくお願いします。

さて小説家、ライトノベル作家、ノンフィクション作家。物書き稼業に就くための最低条件とは何であろうか。憶測でしかないがそれは、書いて書いて書きまくれることだ。もちろん膨大な量の文章を書ける者が皆、小説家になれる訳ではない。しかしそれが出来ぬ者は、スタートラインにすら立てないのだろう。

10年以上も前か、俺は趣味でブログに短編小説を書いていた。興味のある方がいれば、プロフィールページのリンク集からご覧になっていただけると嬉しい。そして3年ほどかけてか。それが100篇に達した時、半分冗談しかし半分本気で俺は思った。「この短編小説、果たして本にならないものだろうか」

そこからの俺の行動力は凄まじかった。思いつく限りのありとあらゆる出版社に、自分の小説を送り付けたのだ。するとたまたまそのうち1社で、出版コンクールが開催されていた。そして何を間違ってか、俺の短編小説が特別賞を受賞してしまったのだ。そして俺の下には部分負担出版のオファーが来たのだが、その時の担当編集の声を聞いて俺は我が耳を疑った。「もっと多くの作品の中から吟味して厳選したい。再来週までに今の倍の量の短編小説を書いてくれ」

無理、絶対に無理。もう3年待ってくれ。かくして俺の思い付きのような夢は思い付きのまま終わったのであった。