人気アニメを格付け!!『ちびまる子ちゃん』と『クレヨンしんちゃん』は同格か!?別格か!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

今日は少々下世話な話をしよう。日本の人気アニメを勝手に格付けしてしまおうという話題である。焦点を当てるのは『ちびまる子ちゃん』と『クレヨンしんちゃん』だ。

現在アニメ番組の中で、おおよそ国民的アニメと称されるのは『サザエさん』、『ドラえもん』、『ONE PIECE』、『名探偵コナン』、『ちびまる子ちゃん』、『クレヨンしんちゃん』辺りまでだろう。このうち俺は、『ちびまる子ちゃん』と『クレヨンしんちゃん』は世間的な評価においてほぼ同格であると認識していた。放送期間の長さ、現時点での視聴率を鑑みた時、両者はほとんど同等だからである。

尚、俺があくまで個人的にイメージするところのアニメ番組の格付けは以下の通りだ。

  AA サザエさん ドラえもん
  A ドラゴンボール ONE PIECE
    名探偵コナン
  B ちびまる子ちゃん クレヨンしんちゃん
    それいけ!アンパンマン ポケットモンスター

しかし俺は、あるアンケート調査を見て軽く衝撃を受けた。それは大和ネクスト銀行調べによる「ポスト平成に生まれてくる子供たちに教えたい平成時代のアニメランキング」だ。

  1位 ドラえもん  80票
  2位 ちびまる子ちゃん  70票
  3位 ONE PIECE  64票
  4位 ドラゴンボール  32票
  4位 名探偵コナン  32票
  6位 サザエさん  27票
  7位 ポケットモンスター  24票
  8位 それいけ!アンパンマン  21票
  9位 新世紀エヴァンゲリオン  15票
  10位 SLAM DUNK  13票  ※以下略

『ちびまる子ちゃん』は1位『ドラえもん』と僅差の2位、一方の『クレヨンしんちゃん』はトップ10圏外。両作は全く同列ではなかったのだ。『ちびまる子ちゃん』と『クレヨンしんちゃん』、一体何がアンケートの明暗を分けたのだろうか。

『ちびまる子ちゃん』は放送開始時に”平成のサザエさん”と称されて一大センセーションを巻き起こし、アニメ番組としては歴代2位となる視聴率39.9%(1位は『鉄腕アトム』の40.3%)を叩き出している。またその後、日本の最たる国民的アニメ『サザエさん』と同局の同時間帯で20年以上放送されたことで、老若男女を問わず認知が浸透した。加えて『クレヨンしんちゃん』と決定的に異なるのが、特に子供の親世代の好感度が極めて高い点だ。

このような経緯実績ゆえに、『ちびまる子ちゃん』が『クレヨンしんちゃん』に世間の評価で大きく水をあける結果となったのだろう。

まあもっとも、人気アニメを一概に格付けしようという試みはやはり無理がありナンセンスと言わざるを得まい。例えば『ONE PIECE』ファンの人にしてみれば、それは『サザエさん』とも『ドラえもん』とも比べられないぶっちぎりのNo.1なのだから。

要はアニメの好き好きは人それぞれ、決して1本の物差しでは測れないということである。